+レシピ2/場所別
北ドイツ

  • ベルリン市内・オスト駅
    ベルリンには3つの空港がある。飛行機で入国する場合、北西のテーゲル空港にはヨーロッパ各地からの便が到着するが、イブカはソウルから東欧経由で旧東ベルリンのシェーネフェルト空港に入ったと思われる。ここからSバーン(近郊電車)で、オスト駅へと行けるからだ。飛行機でなく長・中距離列車を利用して入った場合でも、オスト駅はターミナル駅となっている。このベルリン中心部から東のオスト駅周辺、シュプレー川沿いには、約1.3kmのイーストサイドギャラリーとしてベルリンの壁の壁画部分が残されている。
    →イブカが、ベルリンの壁の跡を眺めていた。
    →オスト駅からヴェルニゲローデまで、イブカは2回乗り換えて行った。
    →ベルリンの英国大使館で、アイリーンは荷物を受け取った。
    →ベルリンの米国大使館で、マオはブロッケン山乗客失踪事件の捜査経過を入手した。
    →啓が、ベルリンの壁の跡を眺めていた。


  • ヴェルニゲローデ
    ベルリンから列車で西南西へ。古い家並みが残る街で、とんがり屋根の色鮮やかな木組みの建物が並んでいる。SLも走っている。街の中心部にはマルクト広場がある。
    →ヤーコプ・スタースは街をうろついていた。
    →市内のカフェで、ペトラ・キンスキーが配下の報告を聞いていた。
    →ヤーコプ・スタースは、ヴェルニゲローデ警察署に向かっていた。
    →西のはずれに近いハルツ横断鉄道の沿線で、ヘルベルト・シュワルツコフの死体が発見された。知らせを受けたヤーコプ・スタースが、ブラウンシュヴァイクから車をとばしてやってきた。

  • ヴェルニゲローデ駅
    DB(ドイツ鉄道 Deutsche Bahn)のホームと、ブロッケン山上に行くSLのホームとに分かれている。
    →駅を出たクラウス・ホフマンは、ダニエラを庇い突き飛ばされ、家の壁に頭を強くぶつけた。
    →隣駅の蒸気機関車に驚くアルを、イブカが出迎えた。
    →潤は、ドイツ鉄道でゴスラーからヴェルニゲローデに到着した。
    →アイリーンは、ベルリンから、マクデブルク、ハルバーシュタット経由でやって来た。
    →アイリーンに気付いて声を掛けた潤は、彼女の反応に少し傷ついた。
    →イブカ・アル・アイリーン・潤の4人が、ターレへ行くのに待ち合わせた。イブカは待ち合わせに遅れて来た。
    →消えた客車の様子を確かめに、アイリーンが行った。
    →駅前広場に違法駐車されたバスに、消えた乗客が乗っていた。

  • マルクト広場
    街の中心部にある広場で、鋳鉄(ちゅうてつ)製の噴水がある。広場に面して市庁舎や、イブカ達の泊まったホテルがある。市庁舎の裏手には、ヴェルニゲローデ城に行くミニ観光列車の発着場所がある。
    →噴水の前で、アルはイブカを待っていた。

  • イブカが泊まったホテル
    マルクト広場の西側にあるホテル。建物が小さい割に、急勾配の屋根が目立っている。場所的には、大型高級ホテルの〔ホテル・ゴーディッシェス・ハウス〕。
    →レストランで、4人は昼食を食べた。
    →部屋に押しかけたアルとアイリーンが、イブカを問い詰めた。

  • ヴェルニゲローデの市庁舎(タウン・ホール)
    エルカーと呼ばれる2本の尖塔を持つ、木組みの建物。屋根のてっぺんには鐘楼が備わっている。地下にはラーツケラーというレストランがあるらしい。マルクト広場の南に面している。
    →地下のラーツケラーへ、アルとイブカは食事に入った。シュニッツェルは、カツレツ。

  • アルの泊まったホテル
    マルクト広場の北側にあるホテル。場所的には〔リングホテル・ヴァイサー・ヒルシュ〕。外装も内装も美しい木組みの館。イブカのホテルに空き室がなかったため、アルはこちらのホテルに投宿した。

  • マルクト広場に面したカフェ
    この近くから、ヴェルニゲローデ城に行くミニ観光列車(SLを模したバス)が出ている。
    →店の外におかれた丸いテーブルで、アルとイブカはケーキと紅茶を楽しんだ。
    →アルとイブカは、ここからミニ観光列車に乗る。
    →イブカが、アイリーンと潤を呼び出した。
    →イブカと潤が食事をしているところに、やってきたアルはコーヒーを注文した。
    →行方がわからないイブカを心配した潤が、イブカの帰りを待っていた。

  • ヴェルニゲローデ城
    ヴェルニゲローデ市内を見下ろす丘にそびえる城で、城内は博物館として公開されている。
    →イブカとアルが見物した。
    →真夜中に忍び込んだイブカは、城内のあちこちに〔みはりダマ〕を仕掛けた。途中、ブルーノ・ホフマンに手斧を投げられ、慌てて暗がりに転がり込んだ。
    →城の外では、銃撃戦が繰り広げられていた。その後、城では火災があったらしい。

  • ブロッケン山
    ヴェルニゲローデから、ハルツ横断鉄道の蒸気機関車で行ける。霧がたちこめる殺風景な山頂には、通信施設や博物館などがある。
    →イブカ・アル・アイリーン・潤の4人は、博物館に入った。
    →ヘルベルト・シュワルツコフ、ダニエラ・フィーマン達は、レストランに入って休んだ。
    →イブカ・アル・アイリーンの3人は、ブロッケン山頂から周遊ハイキング・コースに入った。
    →突然ブロッケン山に行くと言いだしたイブカに、アルとアイリーンが慌てて付いてきた。
    →ヴェルニゲローデ城が火災にあった頃、ブロッケン山の中腹でも、煙があがったらしい。

  • 別々のホテル
    イブカ・アル・アイリーン・潤の4人は、ヴェルニゲローテでは別々のホテルに泊まっている。潤と啓が泊まったのは、マルクト広場から少し離れた目立たないホテルで、小さいが落ち着いた雰囲気のレストランがある。
    →潤の泊まったホテルへ、マオとヤーコブはブルーノ・ホフマン逮捕に訪れた。

  • ヴェルニゲローデ警察署
    こざっぱりとした美しい建物で、標識がなければ、何の建物なのか判らないらしい。
    →ヴェルニゲローデ警察署長は、ドイツ連邦警察のヤーコプ・スタースに、しきりに愚痴をこぼしていた。

  • ヴェルニゲローデ病院
    行方不明になった列車の乗客が運ばれた病院。


  • ターレ
    ヴェルニゲローデの南、ハルツ山地の山間(やまあい)の町。魔女の伝説がある。駅から小さなボーデ川を渡り南へ行くと、ハルツ山地へのロープ・ウェイ乗り場がある。リフトにはチェアリフトとゴンドラリフトがあり、それぞれ反対側の山頂に着く。
    →街のはずれにある小さなカフェで、マレーネが手紙を読んでいた。
    →駅前にある公園ベンチに、ヘルベルト・シュワルツコフがいた。
    →イブカ・アル・アイリーン・潤の4人は、まずゴンドラにのった。
    →いきつけのカフェで、マレーネは列車が行方不明になったニュースを聞いた。
    →カフェの店内で、クラウス・ホフマンはマレーネに会った。
    →街はずれにあるマレーネの小さな家に、クラウスは泊まった。

  • ハルツ山地
    山頂には、ヘクセンタンツプラッツ(魔女の踊り場)などがある。 →ワッフルの店で買ったワッフルを食べながら、4人は魔女の集会場跡といわれる地点をみたり、森を散歩したりした。
    →イブカと潤はゴンドラで降りてチェアリフトで、アルとアイリーンはハイキングコースで反対側へ向かい、リフトの降り場で落ち合おうことにした。
    →イブカと連絡が取れない啓は、魔女伝説にちなんだ場所を見物して歩いた。


  • ゴスラー
    ブロッケン山を挟んで、ヴェルニゲローデから西北西に位置する。街の中心部にはマルクト広場がある。(…ドイツの街って、どこにもマルクト広場があるの?)広場には、噴水やゴシック様式の市庁舎がある。マルクト広場から南に進むとゴーゼ川がある。
    →市街見物をした潤は、市庁舎の地下にあるラーツケラーで食事をした。
    →クラウス・ホフマンはゴーゼ川のほとりで、男に追われるダニエラを助けた。
    →マルクト広場でイブカはダニエラ・フィーマンと会い、案内されたレストランで食事をした。
    →マルクト広場にある市庁舎の東側の角で、潤はダニエラと会った。市庁舎の裏手に歩き始めた2人は、何者かに捕まり車に押し込められた。


  • ハノーファー
    世界最大の国際見本市を開催する都市として有名な、北ドイツの中心都市。
    →マオは、ドイツ鉄道ハノーファー中央駅近くで情報屋と落ち合った。
    →柏木啓は、ICPOのエージェントと会っていた。
    →潜伏中のぺトラは、ドイツ連邦警察に顔写真が手配されていると知り青ざめた。


  • ブレーメン
    ハノーファーから北西へ、ヴェーザー川沿いにある港町。街の中心部には、やっぱりマルクト広場があり、広場に面した市庁舎の地下にはラーツケラーがある。ドイツの街ではお約束らしい。
    →マルクト広場から北に入る細い通りの中ほどにある家へ、マオは情報屋に会いに行ったが襲撃に会う。中では男が血を流して倒れていた。
    →啓はドイツ連邦警察の捜査官に会った後、カッセルにいるマオから電話を受けた。


  • カッセル
    メルヘン街道の中間地点にある街。市の西側にはレーヴェンブルク城や、水の芸術ヴィルヘルムスヘーエ公園が広がっている。
    →ヴィルヘルムスヘーエ公園で、啓とマオが待ち合わせた。


  • ブラウンシュヴァイク
    ゴスラーの北、ハノーファーからは南東にある、北ドイツ中央部の商工業都市。
    →西にあるグリーン・トレイン隠れ家に、潤とダニエラは捕らわれていた。
    →イブカ・アル・アイリーンが、潤とダニエラを助けにきた。
    →スコットランド・ヤード特捜部から、ドイツ連邦警察本部経由で通報を受けたヤーコプ・スタースが現れた。
    →ハーメルンで誘拐された集団が、トラックで郊外倉庫に運ばれた。


  • ハーメルン
    ブレーメンの南、カッセルとのほぼ中間にある街。笛吹き男の(ねずみとり男)の伝説にちなんだ舞楽禁制通りがある。伝説の元である事件の起こったとされる6月26日には、さまざまなイベントが催されるらしい。
    →駅の近くで、マオはベルリンからやって来たアメリカ大使館員(ベルリン駐在のFBIの捜査官)と待ち合わせた。
    →イブカ・アル・アイリーン・潤・ダニエラは、笛吹き男のからくり時計(結婚式の家の仕掛け時計)、ネズミ捕り男の博物館(ライストハウス)に行ったが、博物館内でイブカ・潤・ダニエラの姿が消えた。
    →イブカ・潤・ダニエラはアイスの店で、スパゲッティのように盛られたアイスを食べた。
    →アイスの店を出た3人は、ネズミ捕り男に続いて、ヴェーザー川を目指してぞろぞろと行進した。その途中、イブカの横にネズミの面をつけたマオが現れた。ヴェーザー川ほとりの大テントに入っていった集団は、睡眠ガスを浴びせられ誘拐された。

ミュンヘン/Munchen

    →ローマから適当に電車に乗ったイブカが、途中で居眠りをして、終点だとおこされたらミュンヘンだった。

  • カフェ
    寒いのが嫌いなイブカは、熱いココアとクーヘンを食べた。妙にでかいチョコレートケーキだが、あんまり甘くない。

  • アルテ・ピナコテーク/Alte Pinakothek
    14世紀から18世紀の欧州絵画が収集されている世界的な美術館。
    →デューラーだのグリューネヴァルトだの、ドイツ絵画はくらいぜと、見ていたイブカはだんだん気分が滅入って疲れてきた。

    〔開館時間〕:10:00-17:00(火曜日〜日曜日)休み:月曜日
    〔料金〕7マルク(学生は4マルク)
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