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ロンドン

【ウェストミンスター&サウス・バンク】
  • ロンドン警視庁 スコットランド・ヤード
    (THE METROPOLITAN POLICE SERVICE)首都警察

    テムズ川ウエストミンスター橋から西南へ800メートル、ブロードウェイとヴィクトリア・ストリートという2本の道路に挟まれている20階建ての巨大なビル。ロンドン警視庁本部ビル/ニュー・スコットランドヤード(New Scotland Yard)。20階建ての本館は、ヴィクトリア街に面する10階建ての別館と渡廊下で繋がっている。この首都警察の本部ビルの正面には“ニュー・スコットランド・ヤード”と表示されたモニュメントがゆるやかに回転している。グランドフロア(1F)は、受付ホール。“スコットランド・ヤード”という呼び名は、1829年にロンドン警視庁が創設されたときの場所に由来する。以来、本拠地は2度変わったが、今でも、ロンドン警視庁は“スコットランド・ヤード”と呼ばれている。
    →ゲーム版では、車の運転が苦手なアルは地下鉄を利用して捜査に出る。
    →パーシーは《エバンズ》から、セント・ジェームズ・パークを突っ切ってヤードにきた。
    →FBI特別捜査官マオ・リーは、特捜部に協力要請にやって来た。
    →レストレード特捜部長発の、スコットランド・ヤード特捜部の部内メールが捜査官達に送られている。

    警視総監室
    レストレード特捜部長が、警視総監に呼びだされていた。小説では名前が出ていない、バークレー登場シーン。オクスフォード同窓の、アルの後輩が勤務している。
    特捜部長室(副総監室)
    レストレード部長がいる部屋。ゲームでは「副総監室」と呼ばれている。アルはこの部屋に呼び出されて事件の報告や捜査命令を受ける他、ジャックやマオなどの来訪者の紹介を受けている。レストレードはジャックとチェスや将棋を指し、仕事を終えた後にアルと囲碁を打っていた。
    特捜部情報犯罪課(IT課)
    アルとトムが配属する課。1999年になって新設された部署のため、ミレニアムハッカー事件時には、アルは着任して間もない。トム達は仕事をする場所を、「事務室」と呼んでいるらしい。アルの席はトムの隣。たまにウルフが座っており、アル目当てにやってきたアイリーンに、食事を奢ってくれと頼んだりする。アルがいない時トムは、アルにかかってきた電話を取る様子。アルはイブカの専担者として、たびたび海外出張を命じられ、自席を暖めていることが少ない。それぞれのデスクにはパソコンが支給されており、トムは情報調査、アルは報告書の作成によく使っている。アルのパソコンには、イブカと出会う以前から、アル個人宛てでイブカからのメールが届いていた。
    テロ対策課
    ウルフのデスクがある。ゲームではIT課と同室だが、小説では別部屋らしい。アルと同じオクスフォード出身のテロ対策課長は、アルの熱意に負けてお願い聞いてました。
    火器課・武器管理課
    アイリーンが火器管理官として勤務する。ゲームではキャサリンも同じ部屋に。銃を所持するには、アイリーンによる書類手続きが必要。
    総務部
    オクスフォード出身のキャリア組だけで構成しているクラブの世話人がいる。温厚な人。アルの席に内線電話をかけてきた。
    特捜部国会課
    同じくオクスフォード同窓の先輩が所属しており、アルに電話を入れてきた。総務部の人が「ワトソン君」なのに対して、こちらは「アル」と慣れ慣れし気な口調デス。
    会議室
    職員喫茶室
    アルとウルフが話をしてたりする。
    職員食堂
    押収品保管庫
    特捜部の休憩室
    レストレードの盆栽が数種類置いてある。
    運動室
    アルは昼休みにロッカールームで、警視総監室勤務のオクスフォード同窓の後輩から、情報を聞き出していた。
    留置場
    ゲームでマーヴェリック、アルが閉じ込められた場所。殺人犯と疑われたスーザンも、ここで一夜を過ごした。
    黒い博物館
    ロンドンの犯罪に関する凶器等を展示している部屋。民間人などは閲覧できない。興味を持ったユーファが篭っている。
    マシン室
    ゲーム内で出てくる、一般の職員が入れない機密情報の保管場所。自由に出入りできるのは上層部だけで、簡単に入室許可は出ない。総監クラスの人間の持つIDカードでロックを解除しなくては入れない。

    〔交通〕地下鉄セントジェームズ・パーク駅から南へ。

  • パブ〔アヴァタール〕
    セントジェームズパークの通りにある、エミリアの住み込み先兼、働き先。
    〔場所〕駅入り口があることから、セントジェームズパークの南、ヤードからは北に歩いてすぐと思われる…んだけど、ゲームのMAPではヤードより南東な謎。外務省から南へ、徒歩でヤードに戻る途中にあるらしい。
    〔交通〕地下鉄セントジェームズパーク駅からすぐ。

  • スコットランドヤード近くのパブ
    アルが昼食を取っていた店。アヴァタールかどうかは不明。勤務中にも関わらず、昼間っから黒ビールの缶を飲んでいるウルフに、アルが愕然とした。しかも2本目。その後、アイリーンと一緒にアルがランチに訪れた際にも、ウルフは缶ビールを持っていた。
    →ウルフがギネス・ビールを飲んでいた。スコットランド・ヤード美術品捜査官、ウェイン・パーソンズが呼び出され、ネクタイ・ピンはホームズのエメラルドの偽物だと鑑定した。

  • 駅の近くのパブ
    ウルフがアルを誘って入った、ヤード近くのパブ。アヴァタールと同じ店かは不明。駅は、地下鉄セントジェームズ・パーク駅と思われる。ウルフが6杯目の時に、アルはやっと2杯目に入ったところ。

  • ヤード近くのコーヒー・ショップ
    ヤードに訪ねてきたパーシーを、アルが案内した店。

  • 地下鉄セントジェームズ・パーク駅
    ヤードから一番近い地下鉄の駅。ゲームでは、駅前に立っているトムを発見できる。
    →地下鉄の駅に降りる手前で、アルはいきなりスーザンに腕を絡み付けられた。偶然を装って声をかける寸前だったアイリーンが、その様子を自分の車の中から頬を紅潮させて見つめている。

  • ヴィクトリア駅
    ヤードから出てきたスーザンを、ダグが待っていた場所。

  • ホテル〔デュークス〕
    ゲーム版でマオとユーファが滞在していた、バッキンガム周辺の伝統と格式ある一流ホテル。
    〔交通〕地下鉄グリーン・パーク駅から南へ、徒歩5分。セントジェームズパークの東にあり、ヤードからも近い。

  • 外務省
    外務省本舎の地下、化学研究室LEVEL4倉庫にアルとイブカは潜入した。
    〔場所〕セントジェームズパークの東、ダウニング街。
    〔交通〕地下鉄ウエストミンスター駅下車。
    ★外務省はダウニング街にあるけれども、007なんかに出てくる実際の英諜報部の本部庁舎「SIS本部庁舎」は、ランベス地区・ヴェクソール橋の傍、テムズ南岸にあるセンチュリー・ハウスと呼ばれる環境庁の建物らしいです。

  • ウェストミンスター寺院
    約1000年の歴史を誇る荘厳な中世建築で、英国王の戴冠式が行われることで知られる。
    →開門と同時に本堂に入ったイブカは、ここで一心に考えをまとめている。

  • バッキンガム宮殿
    →イブカは衛兵がかぶっている熊の毛皮の帽子をじっと見て、「なんであんなものかぶってんだろ? 不思議だ〜」と、ぼそっと独り言をいった。

  • ウェストミンスター・ブリッジ
    →橋の上にいるイブカへと、河岸からマオが呼び上げた。「おりてこい」って、一体どこにいるんですかイブカ。

  • ロンドン・アイ
    ウェストミンスター橋のたもとの、サウスバンク(南岸)にある大観覧車。新ミレニアムを記念して2000年元日から営業開始の予定だったが、動かなかった。
    →いまだ動いていない観覧車のゴンドラの中で、ニールを引き渡すとモニカが言ってきたが、スーザンとダグラスが到着した際には、既にニ―ルはゴンドラの床を血の海にして死んでいた。

  • 映像博物館
    サウス・バンクにある。
    →イブカは外に出ると南へ、ヨーロッパ方面へ向かうユーロスターのターミナルがある、ウォータールー駅へと歩き出した。

【セント・ジェームズ地区】
  • 古美術商《エバンズ》
    ロンドンで指折りの古美術商。スコットランド・ヤードから北へ、直線距離で1キロメートル程のところにあるキング・ストリート(静かなたたずまいの中に多数の古美術商が密集している)に面した6階建てのどっしりとしたビル。荘厳ともいえるような、おちついた店内の空気は、妙な圧迫感がある。アルのオクスフォード大学の同期生、パーシー・ブラッドショーが東洋美術部員として働いている。地階の暖房が適度に効いている広い部屋には、巨大な金庫がある。


【ウェスト・エンド&ソーホー&ホルボーン】
  • チャイナ・タウン
    →ゴマ団子をかじりながら歩いているイブカの前で、胡弓の路上パフォーマンスが始まった。しばらく聞いていたイブカは、ポケットから無造作にポンド紙幣を掴み出し、「投げ銭」受けの籠に入れた。立ち去るイブカの後を、目つきの鋭い若い男がつけはじめた。
    →揚げたての中華ごま団子を、イブカがふうふういいながらかじっていた。やっぱ、揚げたてはうまい。啓と遭遇した後、大通りの方に歩き出した。

  • チャイナ・タウンの中華レストラン
    アル、ウルフ、アイリーンの3人が、美咲と待ち合わせた店。

  • チャイナ・タウンにある一軒の小さな店
    レスター・スクエアの雑踏を抜けてチャイナ・タウンに入ったイブカは、一軒の小さな店を見つけて中をのぞいた。中に入ってイブカが注文した杏仁豆腐は、おもったよりいける味だった。

  • チャイナ・タウンの店
    先日、啓がマオから教えてもらった店。連れてきた啓の家族は、喜んでいたらしい。マオの誕生日を祝うために、啓が予約をした。
    →ロング・ドレスを着ている啓は、マオとシャンパンで乾杯をした。

  • ソーホー地区にあるゲイ・パブ
    いわゆるゲイ・パブは店の二階から、それとわかる旗を出している。
    →被害者が出入りしていた店のドアを、アルは思い切って開けたが、一斉に集まった視線が痛くて後ずさりドアを閉めた。
    →開店前に再度訪れたアルが、裏口をノックした。

  • レスター・スクエアにある喫茶室
    アイリーンが、アルをデートに誘って来た店。しかしアルは、イブカを一緒に連れてきた。ここのパンケーキはとても美味しいと、アイリーンのオススメ。
    →アル、アイリーン、イブカの3人はパンケーキと紅茶(オレンジ・ペコー)を頼んだ。

  • ピカデリー・サーカス
    →イブカは広場を見下ろすカフェに入ったり、ビルの屋上に上ったりして、至る所にさりげなく〔みはりダマ〕を吊り下げていた。
    →おおぜいの観光客にまぎれて、スーとダグが、クルチックと会った。ピカデリー・サーカスを見下ろすビルの上では、イブカが〔みはりダマ〕の映像をチェックしている。異変に気づき慌てて逃げ出そうとしたクルチックが何者かに銃撃された。「動くな、警察だ!!」銃を構えたアルが、スーザンの前に立ちはだかった。

  • ピカデリーの一角にあるビルの3階の一室
    ドアには、何も表示が出ていない。損害保険会社の調査員、エイドリアン・ホプキンスとパンドラ・ケンプがパソコンの画面を見つめている。

  • ピカデリーにある1軒のパブ
    レジーナのメモから割り出した場所。
    →裏手にまわりこんだマオは、かかっていた鍵を簡単に開けて、そっと中をうかがった。人の気配はなく、立ち去ることにする。

  • リージェント・ストリート
    →スーとダグはチューブ(地下鉄)のオクスフォード・サーカス駅を出て、リージェント・ストリートを歩いている。ピカデリー・サーカスまではわずかの距離だが、人出が多くなかなか進めない。突然モニカが後ろからスーにぶつかり、スーのハンドバッグが落ちた。

  • 損害保険会社の事務所
    エイドリアン・ホプキンスと、パンドラ・ケンプが所属している保険会社。トラファルガー広場の東側の、テムズ川に近いストランドという通りにある。

  • ナショナル・ギャラリー
    イブカ曰く、古い、でかい、広い。疲れる。らしい。
    →ゴッホのひまわりの前で、イブカとスーザン、ダグラスが待ち合わせた。

  • 聖バーソロミュー病院
    通称バーツ。空白の48時間の、始まりと終わりの場所。事件の夜、ヤードから急いで出たアルとトムは、セントジェームズパーク駅付近の大通りに出てタクシーを拾い、ここに向かった。
    〔交通〕地下鉄セント・ポールズ駅から北西へ。

  • ホルボーン署
    トムが出かけっぱなしの、事件の所轄。トムはセントジェームズ・パーク駅から地下鉄に乗って往復していた。
    〔交通〕詳しい所在不明。地下鉄ホルボーン駅、もしくはチャンスリーレーン駅周辺か?

  • 書店が軒を連ねているチャリング・クロス・ロードの並びにある喫茶店
    マオと啓が、情報交換していた店。


【シティ】
  • ロンドンウォール
    聖バーソロミュー病院から東へ、シティ方面に伸びた、犯人の逃走経路と思われる大通り。ロンドンウォール沿いの駐車場のゴミ箱に、凶器が捨てられていた。

  • シティ周辺
    メアリーTT敗北ルートで、彼女が降りた駅。メアリーを尾行するアルとイブカを、マオとユーファが待ち構えていた。
    →テリーに誘われたアルが、彼女と一緒にロード・メイヤーズ・ショーを見物した。アルは生で見るのは初めてだった。女学校時代の同級生数人とパレードを見物していたアイリーンは、アルの姿を見たような気がした。その後アルとテリーは、ティー・ルームにはいって休むことにした。
    〔交通〕地下鉄キャノン・ストリート駅下車すぐ。(でもあの景観はバンク駅周辺だと思う)なぜメアリーは2駅先のタワーヒル駅でなく、ここで下車して歩いたのかは女の謎。(メアリーTT敗北ルート)

  • イングランド銀行の博物館
    17世紀末、戦争資金不足になった国王がシティの商人に助けられて以来の金融の歴史が展示されている。銀行の地下にはおびただしい金塊が保管中。イングランド銀行の隣。金塊とかふるい証券とかが展示してある。18世紀の建物にすごいセキュリティ・システムがついている。
    →見学したイブカは、金塊や現金には興味がない。建物と歴史がおもしろい。

  • イングランド銀行の近くのパブ
    →ふらふらするまで飲んでいたウルフは、南の方角から悲鳴を聞いて駆け出した。角を曲がったところで誘拐されかけたクレオを助けるが、その後警官をノックアウトして逮捕される。

  • セント・ポール大聖堂
    →イブカは広間の中央からドームを見上げ、その圧倒的な迫力にひたっている。石の建物は好きだ。ここはたかいドームがとくにいい。つめたい壁もいい。

  • ニューゲート・ストリート
    ロス・モートン、リリー・ブルックスが遺体で発見された場所。近くのオフィス・ビルの中に、ゲーム・ソフト開発会社フェアリィ・ランド≠ェある。

  • ゲーム・ソフト開発会社フェアリィ・ランド
    セント・ポール大寺院の北側を走る大通り、ニューゲート・ストリート近くの、オフィス・ビルの中にある。

  • シティにあるN銀行
    リンダ・ホームズが貸し金庫を利用した。


【イースト・エンド】
  • ブリック・レーンを北に進んだところにあるベーグル専門店
    24時間営業で、年中無休。、ロンドンだけではなく、英国中に隠れた人気がある。店の奥でベーグルを作っている。イブカがスーザンから、教わった店。
    →地下鉄オルドゲートイースト駅を下車したイブカは、ベーグルと、ついでにチーズ・ケーキを買った。
    →イブカが焼きたてのベーグルと、ベーグル・サンド、チーズ・ケーキを買った。
    →ベーグルをほおばりながらブリック・レーンを南下していたイブカは、ふと、あとをつけられているような気配を感じた。

  • ブリック・レーンにあるカレー料理店
    アルとアイリーンが食事をした店。
    →スコットランド・ヤードで徹夜し仮眠をとろうとしたアルは、アイリーンとの約束を思い出して、大慌てで来ていた。あくびをかみころして、アルが微笑む。

  • コロンビア・ロード
    ロンドンの下町、イースト・エンド地区にある細長い通り。この通りからさらに東にすすめばビクトリア・パークがある。路上のフラワー・マーケット(花市)は、毎週日曜の早朝から開かれ、昼過ぎには片づけが始まる。トムのフラットから近い。イブカはフラワー・マーケットの値切り交渉で、コックニーやスラングをおぼえた。 コロンビア・ロードと交わる路地の奥では、バイオリン、ギター、テナー・サックスの路上演奏をやっている。
    →リバプール・ストリート駅を出て10分ほど北へ歩き、すこし東に寄ってコロンビア・ロードに入ったイブカは、スーザンのリビングルームに似合いそうな大きな鉢植えを一つ買った。母親と久々にマーケットを訪れたトムは、大きな鉢植えを引きずるようにして歩く赤い服をきた小柄な子(イブカ)の後姿を見て、大変そうだと思った。鉢植えをやっと大通りまで運んだイブカは、ちょうどやって来たタクシー(黒塗りのオースチン)をつかまえた。
    →アルとアイリーンが、デートしていた。混雑した通りに入ったのをきっかけに、アイリーンはアルの腕にしっかりと抱きついたが、アルは並べられた花に目を奪われていた。
    →同級生のナターシャ・メイソンに誘われて、柏木潤はコロンビア・ロードのフラワー・マーケットに来ていた。もうひとり、同級生のカール・ファーガソンという背の高い赤ら顔の青年も一緒に歩いていた。
    →フラワー・マーケット雑踏のなかを、アル・ワトソンがアイリーン・ハドソンと一緒に歩いていた。狭い路上の両側に、ところ狭しと、切花や鉢植えが並んでいるので二人は肩を寄せ合っている。

  • おいしいスペイン料理の店
    コロンビア・ロードの先にある、アルとアイリーンが食事をした店。

  • ミラーのフラット
    ホワイトチャペルアーカイヴ通り××番地
    〔交通〕地下鉄ホワイトチャペル駅下車。

  • メアリーのフラット
    ホワイトチャペル××番地
    〔交通〕地下鉄ホワイトチャペル駅下車。

  • ライアンのフラット
    ホワイトチャペル××番地
    〔交通〕地下鉄ホワイトチャペル駅下車。

  • トムのフラット
    フラットの中庭では、バラを育てているらしい。使用しているパソコンは2台。
    〔交通〕地下鉄ホワイトチャペル駅下車。

  • タワーブリッジ
    ゲーム中、メアリーがテムズ川へと飛び込んだ橋。メアリーの話によると、テムズ川には昔ロンドン塔で処刑された、罪人の首がたくさん沈んでいるらしい。
    →橋の両端にそびえ立つ雪をかぶった尖塔の頂上から、イブカがテムズ河畔の倉庫街を見下ろしていた。てっぺんの狭い場所に腰掛け、足をぶらつかせながらイブカは「チップス」をたべている。
    →クレオ・ノーベルの伯母ジョアンナ・シップトンが、タワー・ブリッジの近くで交通事故にあった。
    〔交通〕地下鉄タワーヒル駅から徒歩15分。ヤードを出たメアリーは、セントジェームズパーク駅から地下鉄に乗ってタワーヒル駅で下車した。(メアリーTT勝利ルート)

  • ロンドン塔
    イブカ曰く、「塔とかいってるけど、ぜんぜん高くない。どーみても城。庭にカラスがいっぱいいたり、グロい拷問道具だの宝石だのが展示してあって、やばげなとこがいい。昔は貴族が閉じ込められたり首切られた場所で、幽霊もよくでるらしい。」 日曜日のロンドン塔は、開園時間前から大勢の客が並んでいる。
    →ブツブツと独り言を続けながら、イブカはロンドン塔の脇を歩いていた。
    →新しい情報を仕入れたと言って、テリーがアルを呼び出した。ヤードでの仕事が山ほどあったアルは、白い息を吐きながら眠い目をこすった。

  • セント・キャサリンズ・ドック
    ロンドン塔のすぐ東。タワー・ブリッジにつながる大通りを横切り、細い道を入ったところにある小さなドック。マリーナにはヨットや、小型クルーザー、昔の帆船が繋留されてる。昔の倉庫を改造したビルやマンションが並んでいる。
    →〔ディケンズ・イン〕という木造の大きなパブの横で、イブカがスーザン、ダグラスを待っていた。
    →黒いサングラスをかけた男たちに追いかけられたイブカが、岸壁に沿って走っていた。手にもっていたポップ・コーンが、ぼろぼろとこぼれる。ドックの横を抜けて西のほうに走りこみ、階段をあがるとタワー・ブリッジだった。イブカはひらりと橋の欄干に飛び乗ると、そのままテムズに飛び込んだ。

  • スチューのフラット
    セント・キャサリンズ・ドックから5分ほどの場所にある、高級フラット。玄関には監視カメラ、暗証番号ロックの玄関。スチューの部屋は4階。イブカ、スーザン、ダグラスが忍び込んだ。

  • バトラーズ・ウォーフ
    テムズ河北岸の倉庫街。現在は建物の外観をそのまま生かし内部をフラットや事務所にして利用されているものも多い。ヤードから報告を受けた所轄のライムハウス警察署の係官が犯行現場へと向かった。東西に走る道から少し離れた空き地で血痕がみつかり、その後、近くの公園の植え込みの中からキース・コナリーの死体が発見された。この殺人現場は、トムのフラットから歩いて20分ほどの場所。
    →タワーブリッジ、ロンドン塔からやってきたイブカは、殺人現場に行ってみた。立入禁止のロープが張られ、警官が一人手持ちぶさたにしていた。内側はビニールシートがかぶせられている。

  • ロイヤル・ロンドン病院
    イースト・エンドのホワイトチャペル・ロードにある。260年の歴史を誇り、1990年には英国で初のヘリコプター救急医療を開始した。道路をはさんだ向かい側が、地下鉄ホワイトチャペル駅。
    →アルは、外科病棟に入院中の、クレオ・ノーベルの伯母ジョアンナ・シップトンをたずねた。
    →“損害保険会社調査員”のエイドリアンとパンドラが、入院中のジョアンナに会いに来た。パンドラが、ジョアンナを見舞って帰るクレオ・ノーベルを見つけた。


【ブルームズベリー&イズリントン】
  • 大英博物館
    大英博物館は入場無料だが、施設維持のために募金をしている。入り口に透明の大きな募金箱が置いてあり、世界中の紙幣やらコインやらが詰まっている。イブカはそこに、20ポンドの束をそっとさしこんで出てきた。
    →イブカは大英博物館の高い天井と、ひんやりとした壁や階段を楽しんでいた。ミイラに興味が湧いたが、あまりの人だかりで、逃げだしてしまった。

  • ミラージュ社社長のジョージ・ティレットの住まい
    ブルームスベリ地区にあり、大英博物館が近い。事件解決のため、ヤードのメンバーが集まった。


【メリルボーン&リージェンツ・パーク】
  • マダムタッソー蝋人形館
    ゲーム内で、ライアンに教えてもらった情報屋のいる場所。ここにいた情報屋を、アルは蝋人形と間違えてドッキリした。イブカはろう人形と背景の精巧さに眼を奪われたが、平日も観光客で賑わっていて、人出の多さにうんざりした。
    〔交通〕地下鉄ベーカーストリート駅から、東へ徒歩2分。

  • ジャックのフラット
    ベーカー・ストリート2××番地の2階。小説の番地に近い。ベーカーストリート駅付近、シャーロック・ホームズ博物館の並びにある。1930年に区画整理され、架空だった小説の番地も存在するようになった。アルのフラットに転がり込む以前のイブカは、ロンドン滞在中にもっぱらジャックの家に泊まっていた。
    →スコットランドヤード美術品捜査官ウェイン・パーソンズは、ベーカー・ストリートにジャック・ホームズを訪ねた。ブラックウィドウ・ウェブの関連で、Mという名前が浮上しているのだ。
    →時代がかった古いチェス盤をはさんで、イブカとジャック・ホームズが対戦していた。
    〔交通〕地下鉄ベーカーストリート駅下車。

  • シャーロック・ホームズ博物館
    ベーカー・ストリート221番b。イブカ曰く、「狭い! オレの先祖はあんな散らかった部屋に住んでたのか?」。でも、伯父さんの部屋もあんな感じ。中から出てきたイブカは、リージェント・パークに向かって歩き出した。

  • リージェンツ・パーク
    広大なリージェンツ・パークの南側、樹木の生い茂った薄暗い場所でジャクソン・ジャクソンの死体が発見された。かけつけたアルは、あきらかに気の進まない様子でジャクソン校長を確認した。現場と周辺では、捜査官に加えて、ソッコーズ(SOCOs)と呼ばれる鑑識応援部隊が働いていた。

  • リージェンツ・パークの大きな池のそばにある喫茶室
    啓とマオが会っていた場所。

  • ロンドン動物園
    リージェンツ・パークの北側にあり、広大な敷地を持つ。650種以上の動物が飼育され、有数の動物園だ世界に先駆け動物や鳥を狭い檻から出し、のびのび暮らせるようにしたことでも知られている。2000年11月にアルとアイリーンが訪れた際には、動物のいない檻がずいぶんと目立っていた。
    →イブカはゆっくりと園内を見て歩きながら、手首のモニタに数分おきに目をやって、スーの家にセットされた〔みはりダマ〕の映像を確認している。
    →アルとアイリーンが、園内をゆっくりと見物している。
    →イブカが歩きながら、ローズマリー・ビスケットをつまんでいた。
    →イブカがタクシー(ロンドン名物の“ブラック・キャブ”)を降りて、車の窓から料金を払っている。ロンドン動物園の正門前では、すでに柏木啓と潤が待っていた。園内のベンチにすわって、にんじんチョコレート・ケーキを食べていた3人は、怪しい男達の銃撃を受けた。どっかに隠れてストーカーしていたらしいマオが、援護射撃で3人を逃す。イースト・エンドに向かって日本車で逃げる男達の後を、アメリカ製の車にのったマオが、大使館員としてロンドンに駐在しているFBI捜査官の運転で追う。ホルスターに収まったけん銃は、5発の弾丸を発射し、まだ熱を帯びている。

  • パディントン駅
    鉄道、地下鉄、バス路線が集結するロンドンの、西のターミナル駅。ヒースロー空港からノン・ストップのヒースロー・エクスプレスも、15分ごとに発着している。駅前に停車中の数台の赤いバスが止まっており、イブカはあえて行き先を確かめずにバスに飛び乗ると、まっすぐ2階にあがり、前の座席に座った。


【メイフェア】
  • アメリカ大使館
    ハイド・パークの東側に広がる高級住宅街、メイ・フェアの、ほぼ中心にある巨大なビル。ゲーム版の最後に、イブカがマオに連れていかれたところ。ロンドンでの、マオの活動拠点。FBIが海外で活動する場合は、身分を大使館員して活動拠点にすることが多いようだ。
    →大使館内で、マオが情報分析をおこなっていた。

  • ニュー・ボンド・ストリート
    メイ・フェア地区の中心ともいえる通りで、高級店が軒を並べ、古美術商も数多い。道はそのままオールド・ボンド・ストリートにつながる。さらに南が、《エバンズ》社などのあるセント・ジェームズ界隈。東洋美術品を扱う店舗を丹念に見ながらゆっくりと歩くイブカを、数十メートル離れたところからマオが密かに尾行していた。

  • マウント・ストリート
    ニュー・ボンド・ストリートの近く。ここにも数多くの高級アンティーク・ショップが並んでいる。東洋の古美術品をじっくりと眺めたり、手首のグラブに装着したディジタル・カメラで撮影したりしながら、イブカは楽しんでいた。リンダの半導体開発会社事務所はこの近くにあり、リンダ・ホームズは偶然遭遇したイブカに気づかず、歩き去っていった。

  • オクスフォード・ストリートの大きなレコード店
    HMVと思われる。グラウンド・フロア(1階)で、スーザンがダグラスと待ち合わせをした。

  • ハイド・パーク
    イブカお気に入りの公園。サーペンタイン(ヘビ)という細長い人工池もある。乗馬をやっていた。公園の北側は大通りで、バスのルートになっている。
    →ジャックのフラットを出たイブカは、途中で買ったチョコバーをかじりながら、ゆっくりとハイド・パークにむかった。公園の南側で乗馬クラブの練習をみてから、池のまわりをゆっくり歩いていると、立て続けにくしゃみがでた。
    →園内のティー・ルームで、マオがチャイナ・タウンでIbを発見した協力者と待ち合わせをしていた。捜査官の習性で、早めにきて周囲を観察していたマオは、池の向こうのイブカが目に入った。イブカは公園の北側出口から、行き先も見ずに発車しかけた赤い二階建てバスに飛び乗った。階段を登って二階に上がり、ふと窓から後ろをみるとマオが公園から飛び出してきた。


【ナイツブリッジ】
  • Pharrods
    某有名高級百貨店の大人な表現。事件当日は休業日だった。ミラーが立てこもり、マーヴェリックにちょっと爆破される。アルとイブカに追われたミラーは、ホワイトチャペル駅から地下鉄に乗りビクトリア駅で下車、北西へとブロンプトン通り(ハイドパーク南)まで逃げたところでPharrodsに立てこもった。


【チェルシー】
  • クレイマー医院
    ダブルデッカーの走る、チェルシー通りにあるクレイマーの病院。看板がなくてわかりにくい。
    (交通)地下鉄スローンスクエア駅下車。

  • セント・ピーターズ・チェルシー・カレッジ(St.Peter's Chelsea College)“SPCC”
    SPCCの校舎は、チェルシー地区の落ち着いた雰囲気にマッチした古いレンガ建てで、中庭にちいさなグラウンドがあるので、学校だとわかる程度の目立たない大きさ。かつては名門と評判の高いパブリック・スクール(私立学園)だったが、十数年前に経営が悪化し、裕福な階層から見放されてしまった。数年前にジャクソン・ジャクソンが校長になってからは斬新な経営手法を取り入れて、人気を盛り返してきている。潜入捜査のため、アルが社会科教師として派遣された。クレオ、潤、イブカが通っていた。(←イブカは本当にワトソン先生の見物に通っただけ)2000年春、レストレードは、このカレッジの12歳から18歳までの生徒を相手に英国の警察についての講演をおこない、ジャクソン校長と面識があった。


【サウスケンジントン&ノッティング・ヒル】
  • アルのフラット
    ゲームではリビングと寝室が同じ1ルームタイプだが、小説ではリビングと寝室は別の部屋。

    リビング・ルーム
    ソファ、本棚、TV、パソコンがある。ソファでは、良くイブカがゴロ寝している。イブカが天井に〔みはりダマ〕をぶらさげて、留守の間、アルの様子を伺っていたりする。本棚はイブカに飛び蹴りをかまされた。本棚の本は全部アルのご先祖様の形見。実家を飛び出す時、捨てられるのが嫌で持ってきた大切なもの。
    アルの部屋
    イブカの部屋(元・ゲストルーム)
    台所(キッチン)
    バスルーム

    〔交通〕地下鉄サウスケンジントン駅下車、近く。

  • 地下鉄ノッティング・ヒル・ゲイトの駅
    シャワーを浴びてる間に、アルにポテト・クリスプスを片づけられてしまったイブカが、買い物に来た。日曜日で近くの店は休みだったため、散歩がてら駅の売店まできたが、そこでマオに遭遇する。にしても散歩には、サウス・ケンジントン駅から地下鉄3駅の距離あるんだけど。


【キルバーン】
  • ウルフのフラット
    地下鉄ジュビリー・ラインの、キルバーン駅近くにある。キルバーンは、ロンドン市内の北西部で、スコットランドヤードから北西に8キロあまり、ケンジントンからは、北へ5キロほどのところ。

  • キルバーン駅

    →イブカが地下鉄のキルバーン駅を出ると、クレオが立っていた。テラスト・ハウスと呼ばれる棟続きの住宅の1軒に、イブカは案内された。

  • キルバーン駅付近のパブ
    地下鉄ジュビリー・ラインの、キルバーン駅近くにある。ウルフのフラットから、すぐの場所。
    →チップスをつまみながら、ギネスをゆっくり飲んでいたウルフに、スーザンが声をかけてきた。
    →ウルフがギネスを飲みながら、ビリヤードを楽しんでいる。気のあった地元の仲間が、昼間から飲んで騒いでいる。パブを出てフラットに戻ろうとしたウルフは、クレオに呼び止められた。
    →パブから出てきたウルフは、クレオから押し付けられたちいさな品物(ネクタイ・ピン)を見て、近くの公衆電話に向かった。

  • クレオの伯母、ジョアンナ・シップトンの家
    テラスト・ハウスと呼ばれる棟続きの住宅の1軒。
    →一緒に紅茶を飲んでいたイブカとふたりのクレオは、ドアが破られる音を聞きながら、2階を通り越して最上階の屋根裏部屋に逃げ込んだ。3人がかりで、戸棚やベッドなど全ての家具を動かして入り口を塞ぎ、裏庭に面している窓から〔クモの糸〕を使って屋根へと逃げた。
    →キルバーンに急行したアルたちは、シップトンの家が襲われた直後に到着。警戒中の警察官が倒れているのを見て、アイリーンがすかさずライフルを構える。家の中からは、物を叩き割るような音と少女の悲鳴が聞えた。ウルフがまっさきに飛び込み、アイリーンとアルが続く。階段にいた男をウルフが殴り、アイリーンはその横を抜けて駆け上がると、3階の部屋の前にいる3人の男を撃ち抜く。アルが男に手錠をかけ、ウルフと階上にむかった。裏庭にいた襲撃犯は、到着した制服警官に取り押さえられた。


【ハムステッド】
  • リンダ・ホームズの家
    ハムステッド駅の近く。

  • ロス・モートンの自宅
    地下鉄ノーザン・ラインのゴルダーズ・グリーン駅から歩いてすぐ。家の裏口は、丈夫そうなドアだが、広いガラス張りの窓がある。イブカ+ヤードのメンバーが、「魔犬」と対決した。

  • ゴルダーズ・グリーン斎場&墓地
    ロス・モートンの葬儀が行われた場所。ロスの自宅に近い。斎場と墓地の東南には、広大なハムステッド・ヒース公園がある。ここの墓地には精神医学者フロイトの墓があると、ウルフが感心していた。故モートン氏の幽霊目撃現場の近く。ジェフ・モートンの死体が、墓地の近くで発見された。ここからから北へ5キロほどいったところで、鶏小屋が襲われた。<モートン氏の遺体が火葬されている間、墓地を散歩していたアルはいきなりジェフに殴られ、ウルフの反撃にマスコミ関係者が集まり騒ぎとなった。


【リッチモンド&キュー・ガーデンズ&ウィンブルドン】
  • キュー・ガーデンズ
    色とりどりの花が一面に咲き誇ったバラ園は、6月が最高の季節。
    →イブカは、一人でキュー・ガーデンズを散歩している。原っぱに寝転がりヘッドホンのノイズキャンセラーを少しだけオフにして、風の音を楽しんでいる。

  • テニス・ミュージアム
    ウィンブルドンにある。イブカが、スーザンとダグラスと待ち合わせた場所。
    →超一流プレーヤーの試合が放映されているビデオを、イブカがじっと見入っていた。いつの間にかリズムをとっている。

  • モニカ・ライリーの家
    ウィンブルドンにある。かなり贅沢な感じの造りで、監視カメラや、赤外線の探知機が作動している。2種類の電子ロックに、警報装置も凄いのが装備されている。イブカの工作で、報道関係者が殺到した。
    →イブカ、スーザン、ダグラスが様子を伺っている。イブカは〔シン〕にコマンドを出して、監視カメラの追跡を避けながら、通りの反対側に〔みはりダマ〕をいくつかぶら下げた。
    →車で独りウィンブルドンに来たアルが、モニカ・ライリーの家を訪れた。その後、現れたスーザンと合流。

  • 柏木家の自宅
    リッチモンドにある。

【――】
  • パブ
    アルが、パーシーと待ち合わせて入ったパブ。店内は勤め帰りの男女であふれ返っていたので、二人は外に出て立ち飲みした。

  • ドックランズ・ライト・レイルウェイ
    コンピュータ制御による全自動運転で、ドックランズ(旧ドック地帯)と呼ばれる地域で 再開発の目玉とされる交通網。始発駅はシティの地下鉄バンク駅に接続している。これに乗ったイブカは、「シン」で、ドックランズ・ライト・レイルウェイの運行プログラムを解析して遊んでいた。

  • 赤いダブル・デッカー(2階建てバス)
    ワンマン・バスは運転手がドアを開閉するようになっているが、車掌の乗っているダブル・デッカーはドアがなく、後部から自由に乗り降りできる。気が向いたら、どこでも飛び降り・飛び乗りができる。少し危険だが、慣れれば平気だと、イブカは楽しんでやっている。しかしこの旧式のダブルデッカーは、2005年冬で廃止される予定。
    →2階の一番前の座席に乗ったイブカは、市内を見下ろしながら、ソルト・アンド・ヴィネガー味のクリスプスをかじっていた。

  • 水上バス
    テムズ河を運行する定期観光船。ウェストミンスター・ピア、エンバンクメント・ピアから、グリニッジ等へ向かう便がある。
    →ずっと吹きさらしの甲板でながめていたイブカが、くしゃみをした。中に入って売店に行き、トマト・スープを頼む。うまかった。体が暖まる。

  • ブレクストン
    スーザンの自宅がある。
    →チューブ(地下鉄)のブリクストン駅を出て、西に歩き始めたイブカは、スーザンの赤い車に泥をはねられた。彼女の家でタオルを借り、温かいミルクティーとスコーンを御馳走になる。
    →アルは車でスーザンの家へと到着した。助手席にはトムがいる。
    →イブカは来訪中にマオ達の襲撃を受け、裏庭から隣を抜けて逃げ出した。マオが猛然とイブカを追う間、アルたちは玄関で待っていた。

  • ヒースロー空港
    ロンドンと海外の、発着地。マオが、イブカを待ち構えているので注意。空港税関のモニタ・ルームでは、レストレードが次々と切り替えられる監視カメラの映像で、イブカの動きを追っていたりする。ヒースロー空港駅からパディントン駅に向かって15分の、ヒースロー・エクスプレスが出ている。
    →イブカは第3ターミナルから、税関エリアを抜けて到着ロビーに出てきた。
    →出発ターミナルでは、イブカを探す啓とマオが、あたりを注意深く見ながら急ぎ足で歩いている。 啓がイブカに手作りのヴィクトリア・サンドイッチを手渡すと、イブカはアル宛ての何か(本物のネクタイ・ピン)が入った封筒を投げ渡して、出国ロビーに向かった。

  • 帆船〔カティ・サーク号〕
    グリニッジにある、19世紀から20世紀の初めにかけて茶葉の貿易で大活躍した帆船。イブカが見学していた。グリニッジは標準時の時計があったり、帆船や海事博物館とか、見るものがいっぱいあるらしい。

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