+レシピ２／場所別

高知 高知県吾川村 ひょうたん桜 高知駅からバスで1時間１0分ほど北西に行き、土佐大崎で下車。そこから、さらに奥へはいっていくと吾川村（あがわむら）に着く。この村にある、推定樹齢500年の大きな桜は、高さが約30メートル、四方八方に張り出したみごとな枝ぶり。蕾が〔ひょうたん〕の形をしていることから、ひょうたん桜と名前がついている。江戸彼岸（えどひがん）という種類の桜で、日本でも有数の巨木。 →イブカは桜もちをたべながら、この木を見上げていた。振り向くと、長い髪の少女が腕組みをして木を見上げていた。少女は退屈そうに首をかしげると、スタスタと去っていった。ジイと呼ばれた姿勢のいい老人もすばやく後に続いた。