+人物データ1/主要キャラ
【注意】*印は公開時のデータ、ゲームネタバレ内容は文字反転してあります。
ヒュー・イブカ(イブ)・ホームズ(Ib)/Hiyu(Hugh) Ibuka Holmes/井深飛由

  • 個人情報
    シャーロック・ホームズの5代目子孫。
    生年月日/1986/06/01 (PS2当時14歳)
    性別/不詳
    身長/*158cm(靴装備時163cm)
    体重/*47kg(装備品込み)
    容姿/黒髪、蒼い眼。赤いジャケットの前をはだけて、同じ赤色の短めのズボンをはいている。歩くと膝が見え隠れする。ヘッドフォン、ウェアラブル・コンピュータ、腕時計型のモニタを装備。グラブは手のひらと指の付け根を覆っているもので、すらっとした白い指が半分以上でている。澄んだ声色
    出身地/東京都国分寺市
    家族構成/祖母:井深ハル(東京国分寺在住) 父:井深茂(アメリカ在住) 母:リンダ・ホームズ(ロンドン在住)→両親は離婚。 伯父:ジャック・ホームズ(*ロンドン在住)
    学歴/8歳で父親と共にアメリカに渡り、マサチューセッツ工科大学の特待生となる。
    性格/気まぐれ、自己中心的、ザンコク、マイペース、一貫性なし、自信家、猫、コドモ。皮肉な物言い。グロいものが好き。無視されるのが大っキライ。
    趣味/ゲーム(自分より強いヤツと勝負すること。実社会そのものがゲームフィールド!!)、美味いものを食べること。食い道楽。
    その他/ハッカー、ネットワーク探偵、国際手配犯。「シン」を奪われると精神に異常をきたす。赤色が好き。同じ赤い服を沢山もっていて、借りっぱなしのホテルに保管してあるのを、宅配便でおくったりしている。音楽はブルー・ノートが好き。普段は気の抜けた猫みたいだが、いったん何かに興味がわくと瞳が輝きだして、頭脳がフル回転する。超小型の精密機器を作るのが好きで、自分ではそれを〔おもちゃ〕と呼んでいる。偽善とか権威とか、きれい事が嫌い。拘束されるのが大嫌い。子供扱いされるのが嫌い。馬が好き。米語と中流英語とコックニーと上流英語を使い分けられる。人込みは嫌いではないが、音が多すぎて頭がいたくなる。大概は、昼頃まで寝ている生活リズム。本を読むスピードが凄まじく早く、漫画を読んでいてもページをめくっているだけにしか見えない。両親のことは「あんた」と呼ぶ。(一人称:オレ)
  • 所持品
    ちがった名義、性別の偽造パスポートをいくつか持っている。ポケットや背中のザックには、食べ物・ペンライト・アーミーナイフ、アダプタの他、ひっつき虫等の”おもちゃ”が入っている。お金は、無造作にポケットから札束が出てくるので、サイフは所持していない様子。(イギリス人的には、大金は小切手やデビットカードで支払うので、小金はサイフなしでポケットに直突っ込んでるのを見る)何度か使った特殊スコープ(米軍製の双眼鏡)も、背中のバッグに常備しているのだろう。謎なのは、いつも首につけてるチョーカー。何かの意味があるのだろうか?
  • 食べ物の嗜好
    お茶、お菓子に目がない。イチゴ、鯛、寿司、サワークリーム・オニオン味のポテトチップスが大好物。苦手なのは、辛いもの、ネギ。嫌いなのは、苦いもの。アルコールには弱くて、甘酒程度でも赤い顔になり、ふらふらする。栄養が偏らないように、さる場所で開発された栄養補助食品を摂取しているらしい。
  • 運動能力抜群
    合気道は黒帯らしい。最近やっていないが、テニスは強いらしい。スキーも、すぐにマスターした。
  • 英国情報部
    イブカが英国内にいるときは、スコットランド・ヤードのほかに、内務省の国家保安局(SS、通称MI5)も密かにイブカの周辺を警戒しているが、ヤード内でこの事実を知っているのは、ほんの一握りで、アル・ワトソンには告げられていない。イブカは承知で無視している様子。アルを海外に出張させられるほど、英国の情報部に何らかのルートをもっているらしい。
  • 散らかし魔
    確かにパイとかスナック菓子とか、クズがこぼれやすいものもあるけど、そうでないものでも派手にこぼして、しかも全然平気なのだから、根っからの散らかし魔に違いない。でもハル邸では、散らかさないように努力している。
  • 勝手にネーミング
    イブカは、人を勝手な名前で呼んでいる。ちゃんと名前で呼ぶ人との、区分けは一体何なのだろう。テッポーねーちゃん(アイリーン)、暴力男(ウルフ)、FBIの獰猛猫(マオ)、筋肉お化け(ダグラス)、ヒゲオヤジ(レストレード)、栄養たっぷりねーちゃん(ブルック)、猫娘(クィンリン)などがある。
  • カネはゲームのスコアにすぎない
    金銭感覚なし。支払いはおおざっぱに札で払い、釣りを受取らない。各地に高級ホテル借りっぱなし。一泊30万するようなホテルに泊まっても、宿泊料金がいくらかかるか知らない。金融詐欺で得る金もほとんどは、ウエアラブルコンピュータ〔シン〕の製作やバージョンアップ、〔ひっつき虫〕や〔みはりダマ〕などの、“おもちゃ”づくりに使ってしまう。自分がマジメに働けば確実に億万長者の10倍は稼げるため、世界経済が大混乱するとの本人談。
  • 犬嫌い
    じゃれついてくるから、というのが理由らしい。
  • 立ち入り禁止の高い場所
    高いところが好き。たとえ立ち入り禁止区域だって、平気で登って景色を眺める。今までに登ったのは、東京国際フォーラムの屋根・タワー・ブリッジ尖塔の頂上・船のマストのてっぺん・京都駅ビルの屋根・大坂城天守閣の屋根・羽田空港ビル屋上。たまに発見した人が驚いて、騒ぎになる。
  • 「オレを、ホームズと呼ぶなぁ!」
    「ヒュー・イブカ・ホームズ!」と呼びかけるマオに、毎度イブカが叫び返す決まり文句。ホームズと呼ばれるのを、とても嫌う。絹江と会った後は、大阪弁の影響を受けて「オレを、ホームズと、呼ばんといて!」となってしまう。英語では「Don't call me HOLMES!!」。
  • ヴァイオリン
    イブカ3歳の誕生日に茂が1台目をプレゼント、5歳の時に2台目を買ってもらう。5歳の時には、パガニーニの難曲「ラ・カンパネラ」を弾きこなしていた。先生に週2回来てもらい、毎日1時間以上は弾いていた。
  • 国際手配犯
    60億ドルの金融詐欺を働きFBIから追われているが、本当はCIAの隠し口座から金を抜いた。
  • 『MANDARA』
    世界の国家レベルで使用されている、ネットワーク暗号システムの規格。アメリカのFBIやCIAをはじめ、英国、EU諸国の各省庁、金融機関では、『MANDARA』をベースにしてネットワークセキュリティを組んでいる。『MANDARA』はイブカが開発したため、ベースのセキュリティは簡単に突破できる。『MANDARA』を無効化し突破するための鍵プログラム『MASTER KEY』の一部はイブカの頭の中にあるので、使えるのはイブカのみ。イブカを手に入れた国は自由に他国のセキュリティを突破し、機密情報を手に入れられるため、イブカはFBIに追われている。
  • 研究施設
    イブカが『MANDARA』を開発した場所。イブカが大学でやっていた研究に目をつけた連中が、イブカを連れて来た。24時間監視され、決められた場所から出られない。イブカはシンを使って脱走した。もしFBIに捕まれば、この施設に連れ戻されて一生出られない。
  • 人間関係
    お年寄りには、言葉遣いも改まるほど丁重。ハキハキ、シャキシャキ、サバサバした、押しの強いタイプの女性にも弱い。頑張りやさんも好き。嫌いなのは自分を拘束する人、シンをいじめる奴!母親のリンダが大キライ。アルには皮肉をかましてもバカ正直に対応されて、ハート返り討ちにされてたりする。イブカにとってアルとは、現実ですらゲームフィールドと感じる自分を、壊れないようリアルに繋ぎ留めてくれる楔だと思う。マオとは険悪な関係だが、この二人が組めばかなりの最強タッグとなる。目と目で考えてることが分かってしまうほど、お互いに相手の行動を調べ尽くしているが、マオにはイブカの内面的な感情までは理解できていない。

ウェアラブル・コンピュータ「シン」

    システム構成
  • 本体
    本体ケース(160mm×120mm×28mm)、10気圧防水
    FD/MO/MD/CD対応マルチドライブ
    超軽量型充電ユニット(約12時間持続)
    体部分は腰のベルトに装着、一見ウォークマンにしか見えない。
  • 音声インターフェース
    ヘッドフォンタイプ。密閉型、高性能ノイズ・キャンセラーにより完全に無音状態にできる。マイク機能があり、骨伝導音をキャプチャしてイブカが発したあらゆる言葉を入力可能。防水仕様になっている。
  • CCDユニット
    いわゆるデジカメ。左手グラブ部分にレンズが装着してあり、右手首の液晶モニタを切り替えてこっそり背後を探ったりできる。
  • 冷却ユニット
    高熱を発する回路を保護するための、液冷システム。本体より9本のチューブ(総延長約10m)に冷却液を循環させて冷やしている。チューブは上着の裏側に通してある。放熱のためルーズなデザインになっている。服の内側はかなり温かいので、薄着でも寒くない。
  • カラー液晶モニタ
    左手首に装着、時計状のもの。普段は時計。GPS地図表示や、人に何か見せるときなど表示が必要な時は切り替えて使用。
  • 電源確保
    基本は充電ユニットを利用するが、上着の生地そのものが光発電素子でできており、明るいところでは常に充電している。アダプタを持ち歩いているので、万が一の時はコンセントから直接電源を取るのも可。コンセントなしで暗いところにいても最大12時間は稼動可能。(*初期の設定では、6時間とされている)
  • 省電力モード
    イブカの脳波状態から、眠っているときはほとんどの機能を停止しておける
  • 非常モード
    電源確保できないとき、最低機能だけを残し持続時間を延長するモード
  • メインプロセッサ
    カスタムMPU「心」800Mhz
  • OS
    音声制御システムOS「sin whispers」
    イブカの声にのみ反応する学習型音声入出力システム
  • 通信機能
    GMS、CDMA、衛星通信等一通りの移動体通信に対応
    GPS対応
    ユーザー情報偽装システム
  • その他
    イブカにとっては単なるマシン以上の存在で、道具というより大切な「相棒」。8歳の時からずっと一緒。本来はさる研究施設で大統領の意思決定支援システムとして極秘開発されていたもの。本体・ヘッドフォンインターフェース・リストモニタ等で構成される。音声制御で高度な演算・通信機能を備えている。ヘッドホンのマイクをオンにして、音声通話(電話)として使える。イブカの思考・感情シミュレータが学習型のDSS(Decision support system)として搭載されている。イブカの健康管理もする。メールが着信すると手首のモニタに新しいメール着信のマークが点滅し、〔シン〕がメールの着信を知らせてくれる。イブカは警察のコンピュータに侵入し、自分の名前やハンドルネームIbという言葉を〔シン〕が自動検索するように設定してある。検索した情報を〔シン〕が選別し、重要度判定をしてからイブカに知らせて寄こす。シンと一体化している赤ジャケットは、服とパーツが外せるようになっていて洗濯可。でも、着替えはあんまりない。シンの機嫌が悪くなるからタバコと焼肉はダメ。

イブカのおもちゃ

    イブカが莫大な予算を注ぎ込んで開発した秘密装備
  • ひっつき虫
    超小型GPS発信機。本体の外側にマジックテープ状の細かいとげが付いている。何かに投げつけるとくっついて自動的にスイッチが入り、現在位置を知らせる電波を出しつづける。何度か改良を重ねて、電池を最新の特注品にバージョン・アップ、持続時間も飛躍的に伸びた。手首のモニタをナビゲーション画面に切り替えて使う。シグナルのコードを合わせば、携帯型のレシーバーでも使える。
  • みはりダマ
    2cmほどの球体をした超小全方位型カメラ。360°の視界がある。木などにぶら下げて使用。〔シン〕によって遠隔操作ができる。受けた情報を〔シン〕がアラームでイブカに伝え、手首のモニタで映像信号を画像に変換してみることができる。48時間の時に使ったものは、試作品の最後の1個だった。開発予算だけで数億円かかっているらしい。
  • みはり虫
    〔みはりダマ〕を改良したもの。超小型プロペラで空中浮遊させ、全方位の映像をとらえる。部品がすべて特注のため、開発には数億円かかった。
  • クモの糸
    特殊繊維でできた極細の糸で、投げつけると先端が最大100メートル伸びて標的にからみつくようになっている。〔クモの糸〕のケースを右手のグラブに収めて使う。数人の体重を簡単に支えられる。ケースのボタンを押せば、からんだ糸は簡単にはずれる。
  • かえるセット
    約10分間水中行動を可能にする潜水セットで、酸素透過フィルムによる呼吸装置と、透明ウェット・スーツが一緒になっている。極薄のポリウレタン新素材で、よく見なければ着ているとはわからない。水に飛び込む瞬間に、体を包むように工夫されている。特注品ばかりを使ってイブカが造ったもので、開発費用は数千万円かかっている。カエルの絵が印刷されたパッケージに入っており、カエルの頭の部分を強く噛むとエア・バッグのように広がり身体を包んでくれる。噛んだ部分から酸素が出てくるので、くわえたまま離さずにいると水の中でも10分くらいは持つ。
  • うさぎ虫
    うさぎの耳のような集音マイクを持った超小型盗聴器。イヤ・ホン端子をウェアラブル・コンピュータ〔シン〕に差し込んで、他人に聞かせることもできる。
  • フェアリード
    イブカが開発した〔ペット〕で、ネットの中で遊びまわる自己学習型ウィルス・プログラム。生物同様に意思をもち、学習して進化する。ウィルスのように破壊的な機能を持つと脅威となる。悪用されると危険なため、米国防総省(ペンタゴン)に封印されていた。ワクチンで殺すことはできないが、生物のように「餌」(ベイト)プログラムに反応するため、おびき寄せて釣りのように回収することができる。もともとはペットとして開発されたもので、モニタ上には小動物や魚の姿であらわれる。MHがばらまいたものには、2000年1月1日に発動する破壊プログラムが積まれていた。以前米国の某機関に兵器利用されそうになったことがある。
  • グレイ・フェアリード
    フェアリードが進化してベイトに食いつきにくくなったもの。イブカが30分でつくった改良型ベイトに反応した。
  • ダーク・フェアリード
    グレイ・フェアリードが進化したもので、放っておくと、イブカでも手こずるような存在に成長する凶悪ウィルス。イキのいいアクティブ・ベイト、〔クリティカル・ベイト〕にしか反応しない。イブカが意図して開発したものではないが、後にS国の米軍基地のメイン・コンピュータにイブカが送り込み、自らの武器として使用している。
  • バトル・フェアリード
    ディジタル式神に対抗し開発したもの。
  • キョート・テイスト(京風餌)
    ディジタル式神を捕獲するために作ったベイト(餌)
アレフ(アル)・ワトソン(Al)/Aleph H(Hamish). Watson

  • 個人情報
    ひいおじいさんは、ジョン・H・ワトソン。
    生年月日/1973/12/28 (PS2当時26歳)
    性別/男
    身長/174cm
    体重/58kg
    血液型/A型
    容姿/印象的で、まばゆいぐらいに明るい金髪。服装はプルーが基調。
    出身地/ロンドン
    家族構成/両親(ロンドン郊外在住) 妹:コーデリア。→父親は大病院を経営している。典型的なアッパー・ミドルの裕福な家庭。
    職業/ロンドン警視庁捜査官(籍は特捜部IT犯罪課だが、実際はイブカの身辺の警戒をするよう、女王陛下からの勅命を受けた特命捜査官)
    階級/警部補(キャリア)
    学歴/イートン校→オックスフォード大学(犯罪心理学専攻)卒後、95年に任官(2年の警察訓練学校を経る)
    所在/ケンジントンのフラット(サウスケンジントン駅付近の、閑静な高級住宅街の一角)
    性格/誠実、紳士的、爽やか、不運、苦労性、保守的、几帳面、心配性、生真面目、温厚。誰にでも好かれる。普段は優柔不断だが、仕事が絡むと頑固で強引な面も。迷ったときに一瞬止まる、フェイントに弱いタイプ。プレッシャーに弱い。恋バナは苦手。
    趣味/読書。
    その他/利き手は右だが、射撃は左で行う。情報犯罪課所属のくせに、コンピュータにはうとい。大英博物館の図書館がお気に入り。美しいクィーンズ・イングリッシュを話す。物腰も紳士的で優しい。ゴシップは嫌い。ホラー映画とかダメ。オクスフォードを優秀な成績で卒業し、教員免許を持っている。SPCCに社会科教師として、潜入捜査のため赴任した。ラッパ水仙が大好きらしい。イタリア語は少しだけ理解できる。ゲームでは車の運転は苦手だと言って地下鉄を捜査の交通手段にしていたが、小説では何度も普通に車の運転をしている。本人曰く、学生時代神経衰弱王と呼ばれていたらしい。実家の病院を継ぐのは嫌で、何か他のものになりたかった。(一人称:僕、改まった時は私)
  • 食べ物の嗜好
    仕事中はコーヒーだが、くつろぎたいときは紅茶を飲む。紅茶をコレクションしているが、かたっぱしからイブカに飲まれている。酒はあまり好まないが、全く飲めないわけではない。アンコの入った食べ物は、好きであることが伺える。けっこう甘党らしいが、甘すぎるのは嫌がっている。他に苦手なものは、玉露のお茶(香りで海藻を連想するから。”sea weed-海の雑草-”の名のごとく、海藻は人間の食べるものではないという認識のイギリス人は多い)と、どろっとしたもの。好物はメロン。パクチーは苦手な様子。(バンコクで食事してた際、フォークでさりげなく香草を避けていた)
  • [心配する]
    犯罪の域に達しているほどの、人の良さと天然のニブさ。[心配する]は、無敵のタラシ技。どんなにアルがヘタレでも、パワーのある人物が周囲に集まって助けてくれる、ある意味最強キャラ。
  • 金銭感覚
    金銭感覚がないとイブカを指摘しながらも、その年下なイブカに飯食わせてもらったり、同じホテルの部屋に泊めさせてもらったりしてるあたり、アルの感覚も結構アレだと思う。アルがフラットを借りてるサウスケンジントンあたりは、かなり家賃高いはずなのだが、一人暮しでゲストルーム付きはすごい。ちなみに2003年度のヤードさん警部補の年収は、勤務3年目・ロンドン在住の場合£43,659。巡査とは、倍近く違う。
  • アンティークの懐中時計
    エドの形見で、アルにとっては彼の時間をもらって生きている証。この懐中時計に、自分の命と時間は法と正義のために捧げると誓った。
  • (キャリアなんて、どうだっていいのに)
    本来キャリア採用(管理職候補のエリート)なので、その気になれば所轄署の署長になることもできるが、本人が志願して最前線の職務に就いている。
  • 読書
    実家には本が沢山あったため、9歳の頃はシェイクスピアやアーサー王などの英文学の古典を、喜んで読んでいた。その後、ひいお爺さんが書いた『ホームズ氏の事件簿』と衝撃的な出会いをし、推理小説を読み出してから一番読書の深みにはまった。冒険ものは読んだが、恋愛物が苦手。いつか自分で小説を書いてみたいと思っている。
  • ラグビー部
    イートン校時代に、アルが所属していた部。入る部が決まらずにいたアルは、ウルフに無理矢理入部させられた。最初の頃は練習がきつくて全然ついてこられず、すぐにへばっていたが、ラグビー精神が好きで楽しかったし、ラグビー部に入らなかったら、エドとも会っていなかったかもしれない。イートン校ラグビー部仕込みの「肩揉み」はアル自信の腕前だが、あのトムが「え、でもウルフ先輩が…!」と口篭もって退くからには、相当ヤバイ感じらしい。
  • 人間関係
    許せないのは卑劣な人。積極的にアプローチしてくる女性は苦手。ウルフとはパブリック・スクール時代からの親友であり腐れ縁の同僚たが、必ずしも気の合う間柄ではなく、時として頭痛の原因となる。イブカとは価値観とか世界観が違う。いつだって自分のことよりも他人が優先というアルだが、イブカとウルフに対してはキレて不満をぶつけたり、ガミガミ怒ったり、愚痴をこぼしたり、一緒にいて心が休まる暇がない。しかし彼らとのコンビネーションは、互いの良さを引き出す結果となっている。イブカは、エドの死以来停まっていたアルの時間を動かす存在。トムとは警察学校からの付き合い。高齢を少しも感じさせない刑部に対しては、英国紳士の面影を発見し畏敬の念を抱く。大学の専攻と卒業後の進路を巡り衝突して以来、彼を医者にしたかった父親とはずっとうまくいっておらず、以来絶縁状態が続いてほとんど実家には帰っていない。
ブライアン・ウルフ/Brian Wolfe

  • 個人情報
    テロ対策課の問題児。
    生年月日/1974/05/05 (PS2当時25歳)
    性別/男
    身長/186cm
    容姿/背の高い赤毛の男
    出身地/北アイルランド
    家族構成/兄弟がたくさんいるらしい。
    職業/ロンドン警視庁捜査官(特捜部テロ対策課)
    階級/警部補(キャリア)
    学歴/イートン校→ケンブリッジ大学(国際政治学部で学生時代からテロリズムの研究をしていたが、本人はラグビー部卒と主張)
    所在地/キルバーン駅近くのフラット(キルバーンはアイルランド人が多く住む移民街。家賃の相場は安め)
    性格/体育会系、無鉄砲、喧嘩っぱやい、豪胆(バカ)、負けず嫌い、努力家、警官として悪を憎む気持ちは人一倍。
    趣味/飲む、食う、騒ぐ、暴れる、悪いヤツをやっつける、ギャンブル。
    その他/独断的行動がしばしば問題を引き起こすことで有名。行動派、といえば聞こえがいいが、暴走≠ニいう言葉が常に付いてまわる男。小学校を終えて、全寮制のパブリックスクールに入った時にアルと出会い、以来腐れ縁。山のような始末書で給料天引きされて貧乏らしく、アルからは毎月何かおごってもらっているどころか、アイリーンやトムにまでたかっている。寄り道が多く、買い物に出かけるとしばらく帰ってこない。同じ特捜部でも、IT(情報技術)犯罪課のアルとは、本来守備範囲が異なるのだが、特捜部長レストレードは、しばしばアルとウルフを組ませて特命をだす。正義の鉄拳は、ウルフの「装備」らしーです。出身のケンブリッジ大学は理系に強いため、厚生省や薬学関係の人間にコネがある。テロ対策課は、ウルフが一人で散らかしているらしい。(一人称:オレ)
  • 食べ物の嗜好
    好物はタダメシ。大酒呑みで大食漢。学生時代からのアルの記憶によれば、嫌いな食べ物などないらしい。アイリッシュ・ウイスキーのブッシュミルズを愛飲している。ビールはギネス派。謹慎中に酒を飲んでるところを、ウェインに指摘されて「オレ、コーラとか飲めないんです」といっているが、嘘臭い。
  • 直感力と嗅覚
    アルが認めるウルフの才能。人並みはずれた生命力と運だけで生きてるような人。動物的な勘まかせで行動し、始末書の山を築き上げている。天才的ギャンブラー。パラメーター、片寄りすぎ。でもけっこうあれで、嘘吐きで策略家な面もある。
  • アル・ワトソン
    登場シーンでは「アル」と呼んでいるが、〔シャーロキアン・ラプソディ〕ぐらいから「ワトソン」に、その後〔どこにもいないあいつ〕あたりからは、再び「アル」へと変わっている。理由は不明。
  • ブライアン
    スーザンに「ブライアン」と呼ばれて、「オレ、ウルフって呼ばれてるぜ」と訂正を求めている。イートン時代のあれこれで、気を許した相手にしか、ファーストネームで呼ばせない主義なのかもしれない。と考えると、誰にでも気安く見えるウルフだけど、実際は全然そうじゃないのかも。やっぱり裏表あるよな、ウルフって。
  • 人間関係
    年寄りが好き。キライなのは悪者。子供に信用されやすいのは、小難しいことを言わないからか。ゲーム版では、マスグレイヴやマオを毛嫌いしている。パブリック時代からの親友であるアルには一方的に迷惑かけっぱなしに見えるが、肝心なところではアルの理解者。イブカだけでなく、それを守るアルも当然危険にさらされるため、アルたちを守っているのは自分だという意識を強く持っている。レストレードは、ヤードの問題児であるウルフをアルと一緒に組ませることが破滅を回避し、いい結果を出せることを見抜いている。(が、半ば都合の良いやっかい払いでもあり) さらにそこにイブカがからむと、手の打ちようがない困難な状況で、ウルフの暴走が事件解決につながったり、イブカの危機を救ったりもする。
トーマス(トム)・シンプソン(Tom)/Thomas Sympson

  • 個人情報
    生年月日/1977/03/12 (PS2当時23歳)
    性別/男
    身長/172cm
    容姿/深いグリーンの瞳、淡いブロンド(サロウという西洋柳の葉を思い起こさせる、灰色がかった薄く柔らかなカーキー色。窓から差し込む光で金色にも、灰色にも見える。)
    出身地/ロンドン イーストエンド、ホワイトチャペル
    家族構成/両親は離婚 母:ジニー 父:ジェイムズ・バークレー
    職業/*ロンドン警視庁 IT分析官(特捜部IT犯罪課)
    階級/*技官
    学歴/普通のハイスクールを卒業後、ホワイトチャペル職業訓練校卒→(96年に任官、2年の警察訓練学校を経たと思われる)技官として就職したが、コンピュータに関する抜群の能力を買われて22歳の若さで特捜部に配属される。
    所在/*ホワイトチャペル(フラットに母親と2人暮らし)
    性格/まじめ。正義感が強く、悪を憎む気持ちは人一倍強い。子供っぽく甘えん坊な面もあり、好きな人には親切だが、嫌いな人には露骨に反感や嫌悪感を示すこともある。気配りの人。
    趣味/コンピュータと、ガーデニング(アパートの中庭でバラを栽培している)。パソコンは9歳の頃から扱っていた。
    その他/情報分析官として、アルの片腕のような仕事をしている。スコットランド・ヤードでは、多くのハッカーを摘発しているハッカー・ハンターとして有名。アルとコンビで事件に取り組むことが多い。アルが傍にいるときは、動きが軽やかになる。警察学校では、アルの一年後輩だった。(一人称:僕)
  • バラの苗
    ゲーム内で、トムがアルに送った鉢植。トゲなしの白バラで、花言葉は尊敬、愛着。四季咲きのものだから、一般的な育て方なら秋に花が咲く。夏場は日に当てすぎないよう、注意。
  • 食べ物の嗜好
    紅茶派みたいです。イギリス人は、基本がミルク・ティー。
  • 人間関係
    アルを先輩として大変尊敬している。
    嫌いな人は、アイリーンを筆頭に、ワトソン先輩に近づく人。
    そして憎んでいるのは、あの人たち。
アイリーン・ハドソン/Irene Hudson

  • 個人情報
    ハドソン夫人の子孫
    生年月日/1979/04/01 (PS2当時21歳)
    性別/女
    身長/166cm
    容姿/長い亜麻色の髪
    出身地/ロンドン(チェルシー地区)
    家族構成/両親(父親は武器メーカーの社長)
    職業/ロンドン警視庁 火器管理官(特捜部火器課)
    階級/巡査(技官)
    学歴/聖エリザベス女学院卒→18歳でスコットランドヤードに就職し、2年の研修期間終了後、20歳の若さで特捜部の火器管理官に抜擢
    所在/チェルシー(両親と一緒に住んでいるらしい)
    性格/元気、うるさい、世話焼き、したたか、一途、お嬢様、武器マニア(SAS装備を自前で持っている)、乙女、思い込みが激しい
    趣味/長電話、お裁縫
    その他/アルの前では、露骨に口調や態度が変わる。(一人称:わたし。アルの前などで猫かぶってるときには、あたしになったりする)
  • 食べ物の嗜好
    すごく甘い物が好き。すこし猫舌。
  • 料理の腕
    彼女の作ったアルへの差し入れケーキは、イブカが喜んで食べている。
  • 射撃のプロ
    銃器メーカー『ハドソンカンパニー』の社長令嬢で、銃と銃弾鑑定に関してはプロフェッショナル。ヤードで臨時教官として射撃の技術指導をしており、新人警官には廊下で『教官』と呼ばれたりしている。特捜部の捜査官ひとりひとりの射撃能力やクセを知り尽くし、専用にベストの調整をする。もちろんアルの射撃指導もしている。ハイ・スクールの時やヤードに入庁してからも、クレー射撃のオリンピック強化選手に指名されたことがあるが、実戦でないと集中力がでないと断った。物心つく前の3歳頃から、オモチャ代わりに銃を分解したり組み立てたりしていた。家の地下に練習場があったので、6、7歳の時分から射撃を行っていた。銃は身近にあって当然なもので、手元に銃がないとそわそわしてしまう。
  • 人間関係
    好きな人は、もちろんワトソンさん! 仕事でイブカの護衛に来ても、アルとデートすることしか考えていない。しかしアルとは、どこまでも思考が噛み合っていない。キライなのは、ワトソンさんとの間を邪魔する人全般。お邪魔虫のイブカとバカウルフ、そしてワトソンさんに近づく女と…ライバルのトム?啓・美咲・アイリーンの3人は、気心が通じあっている。 中でも美咲とは、意気統合している。
ディック”マオ”・リー(Mao)/Dick “Mao” Lee

  • 個人情報
    生年月日1968/11/27 (PS2当時31歳)
    性別/男
    身長/183cm
    容姿/中国系。精悍な顔。がっしりとした長身、鋭い瞳、オールバック、FBIエージェントの制服ともいえるダークスーツに身を包んでいる。
    職業/FBI特別捜査官 (ワシントンD.C.にある連邦捜査局(FBI)の本部に所属) ミレニアム・ハッカー事件時には、ミレニアムテロ対策特殊部隊「首都対応部隊」に所属。
    学歴/マサチューセッツ工科大卒
    出身/米国ニューヨーク市(チャイナ・タウン)
    所在/ワシントンのアパート
    家族構成/父:テランス(武術家で道場経営) 母:レジーナ(高級中華食材デリバリー会社経営) 妹(エミリアに似た性格らしい) いとこ:ユーファ
    趣味/格闘技、飛行機の操縦
    性格/沈着冷静、普段はひとに優しいが事件に関わる相手には豹変する。捜査にのめり込み過ぎる傾向がある。一本気。義理堅い。
    その他/ハッカー追跡のスペシャリスト。拳法の達人。大統領へのホットラインを繋ぐことができる。アパッチや戦車の操縦もできる。 少年時代は不良(地元のチャイニーズ・ストリートギャングのボス)だったが、16歳の時にあるきっかけで更生。砂漠の国で捕まった際、牢獄の天井に埋め込まれた電気の配線パイプに手足の指で張り付いて逃れたが、これは日本の忍者の訓練から学んだ技らしい。実践するには超人的な指の力が必要。以前は月に数回、ワシントンD.C.から6キロほど南にある、FBI アカデミー(通称クァンティコ)で訓練生に武術を教えていた。元々ワシントンの連邦捜査局本部・犯罪捜査部の所属で、イブカを追う前は主に麻薬関係の潜入捜査をしていた。部署に回ってきたのは、ドラッグがらみと精神異常者の猟奇殺人で、マオはドラッグ捜査専門だった為、香港系黒社会への潜入が多かった。ワシントンのFBI本部に自室がある。(一人称:私)
  • 待ってろよ、ヒュー・イブカ・ホームズ!
    マオがイブカの元へ向かう前に叫ぶ、決めセリフ。ゲットした情報によってバリエーションがあり、かなり変なのもあって笑える。
  • イブカの追尾ミサイル
    普段は冷静沈着なマオだが、事件にイブカが絡むと熱血スイッチが入り見境がなくなる。切れて人込みで発砲するし、携帯電話は床に叩きつける。Ibの確保はより重要な課題なのに、なぜいつもみんなはそれが理解できないのか!?こうなったら今回も、大統領(ホワイト・ハウス)に直通電話(ホット・ライン)入れちゃうよ!(*しかし大統領が交代してからは、価値観が異なる相手に冷めた関係らしい)
  • 対イブカ誘惑術
    「アメリカに住む条件を話し合おう」「アメリカにもいい馬はたくさんいるし、牧場は広いぞ」「広いアメリカに帰りたくなったら連絡をよこせ」「お前の安全な居場所を、アメリカに用意してあるぞ」「アメリカ政府で働き、この世の矛盾と戦ってみないか」などと、イブカのナンパに精を出している。最初は威圧的に怒鳴りつけていたが、しだいに優しい語りかけへと手を変えつつある。
  • トラバーユの勧め
    アルに対して、捜査官に向いていないと転職を勧め続けるマオ。頭ごなしに怒った後で優しく諭してみせるのは、マオの口説きテクニックなのか。アルのパンチを食らったとたんに「いい捜査官になれるかも知れないな」と意見を変えた。
  • 厚みのある封筒
    黒スーツの胸ポケットからいつも出てくる、情報屋への報酬。かなり厚みがあったりする。直接会うのがヤバイ時は、キャッシュでなく振り込み支払いで。ちなみに情報屋は、色んな国にいっぱい抱え込んでいる。
  • 『擒拿』(キンダ)
    マオが子供の頃から父の道場で学んできた拳法の技術で、相手の関節や点穴を攻めて相手の動きを封じる。相手の武器を奪う動きなどもあるので捜査官向き。鉤爪のように相手の手首や関節部を引っ掛けて掴み、逆技で押さえ込む。強靭な握力と体捌きが要。この『擒拿』の動きを見たFBIの同僚が、親しみと畏敬の念を込めてマオ=i猫)という通り名を付けた。イブカ命名『ねこ拳』。型や動きを学ぶ前にまずは骨格や点穴、人体の構造について学ばねばならず、医学や生理学の知識も必要。整体治療やマッサージの技術に応用することもできる。この他にも、さまざまな格闘術を学び、自己流の拳法に組みこんでいる。
  • 人間関係
    基本的に子供は好きなようだ。熱意ある人物に押されやすい。苦手なのはセーデ少佐のように、サディスティックで威圧的な女。母親の前では、良い息子でいる。イブカとマオが組めば、怖いものなし最強のコンビネーションとなるが、イブカがマオを嫌っているので、よほどのことがない限り有り得ない。同僚のラリーとは、お互いに信頼し合い、気のおける仕事仲間。メイナードからは、一緒に仕事がしたいと熱烈コールを受け、思わず心が揺らぐ。啓とはつかず離れずといったカンジの大人のお付き合いというか、ムード満点の肝心な場面で「うまいなこのターキー」と云ってしまうマオは、単なる仕事バカの朴念仁?
柏木啓(K)/Kei Kashiwagi

  • 個人情報
    生年月日/1971/09/21 (PS2当時28歳)
    性別/女
    身長/170cm
    容姿/目の大きい、きりっとした女性。ショート・ヘア。
    出身地/東京都世田谷区三軒茶屋
    家族構成/父:柏木宗一郎(そういちろう)母(→両親共に、仕事でリッチモンドに在住) 弟:潤(東京→ロンドン在住)
    職業/
    某外資系大手コンピュータメーカーのI社(ネットワーク・セキュリティの専門家・エンジニア)
    →99年4月に専門職採用(コンピュータ技官)で警視庁転職。警視庁2000年問題対策課技官を勤めた後、警視庁国際組織犯罪対策チーム技官に配属。ホテルシステムダウン事件で京都府警に呼ばれる。
    →2000年7月31日付で警視庁退職
    →7月中旬〜フランスのリヨンで4週間の研修を受けた後、国際刑事警察機構(インターポールICPO)のエージェントとなる。
    学歴/早稲田大学理工学部卒(コンピュータ工学専攻)
    性格/芯がある、好奇心が強い、シゴトに生きる女
    趣味/料理、ドライブ
    その他/愛車は赤いBMW、トラックの運チャン驚きの運転テク。バイクの運転もうまく、暴走族の出身かと思われるほど。ボートの1級免許を取得しており、総トン数20トン未満までは操舵できるので、外洋に行くことも可能。美咲のことは「美咲ちゃん」と呼ぶ。(一人称:私)
  • 食べ物の嗜好
    気持ち良いほどの食べっぷり。辛い料理は大好物。韓国では、いつもに増して豪快な食べっぷりを披露して周囲を驚かせ、マオからは体重に関して密かに指摘を受けた。
  • 料理の腕
    食い歩きまくってるイブカが、啓の料理はうまいとほめている。
  • 人間関係
    啓・美咲・アイリーンの3人は、気心が通じあっている。 マオとは「イブカ」に関しては対立しているが、それを除けば既に腐れ縁とも云える関係。アルへの第一印象は、第二印象ともに「この人、本当に捜査官? 」だった。
柏木潤(J)/Jun Kashiwagi

  • 個人情報
    生年月日/1982/09/05 (PS2当時17歳)
    性別/男
    出身地/東京都世田谷区三軒茶屋
    家族構成/父:柏木宗一郎(そういちろう)母(→両親共に、仕事でリッチモンドに在住) 姉:啓
    職業/*学生
    学歴/都立I高校→イギリス留学(パブリック・スクール:セント・ピーターズ・チェルシー・カレッジSPCC)→ロンドン大学クイーン・メアリー・カレッジ
    所在/東京都世田谷区(三軒茶屋) →2000年夏に留学のため、ロンドン郊外のリッチモンドへ(両親と同居) →2001年9月〜マイル・エンドで一人暮らし(ロンドン大学クィーン・メアリー・カレッジから歩いてすぐ)
    性格/よい子で小心者、甘えん坊
    趣味/インターネット
    その他/元“ミレニアム・ハッカー”のメンバー。高校では成績もいい方で、学校でも信頼をあつめていた。ごく普通の少年ロンドンに越してきて半年間、英語の特訓を続けていた。(一人称:ぼく)
  • オレのマシンがやられる!
    ミレニアム・ハッカー事件のWEB版掲載時は、潤の一人称は「オレ」になっていた。(小説版では「ぼく」) いつもと違う、ワイルドな潤を味わえます。
  • ミレニアム・ハッカー(MH)
    子どもだけで構成するネット組織。メンバーは世界中に散らばっている。FBIの極秘情報にすらアクセスしていたらしい。ネットを通じて若者だけで新世界を作る目的で、1999年末に世界的なネット犯罪事件を引き起こした。事件後は中心メンバーがかなり欠けてしまったが、情報交換サークルのような存在として穏やかに活動をしている。
  • 人間関係
    イブカを畏敬している。幼いときから優秀な姉と比べられて育ったため、姉に甘えつつ、コンプレックスがある。女の子に惚れっぽいが、大抵、子供扱いされて相手にされずに終る。
安倍ハルト(LD)/Haruto Abe

  • 個人情報
    自称陰陽師安倍晴明の子孫
    生年月日/1984/08/18 (PS2当時15歳)
    性別/男
    容姿/痩身。濡れたように輝く真っ黒な髪が、〔おかっぱ〕のようにきれいにそろえられている。光の具合で瞳の色が、左右違って見える。左は黒茶色。右の瞳が朱い。
    出身地/京都
    家族構成/父:成明 母
    職業/*学生
    学歴/京都の私立 ★R大学付属高校
    ★R大学→立命館大学と思われる。
    所在/京都(宇治川とJR宇治駅の中間くらいにある一軒家) →新築の3階建てのワンルーム・マンション、部屋は1階の端で管理人はいない(親元を離れマンションで一人暮らし)
    性格/負けず嫌い、寂しがりや、タカビーで友達は少ない
    その他/元“ミレニアム・ハッカー”のメンバー。イブカの「フェアリード」に似たウィルス・プログラムの〔ディジタル式神〕を制作。たまに「フェアリード」を勝手に使用している。ちょっと仲良くなると暗号のメールを送りつけて、ひとを惑わせるのが大好き。潤は数少ない友人のひとり。西陣、北野天満宮の近くに隠れ家がある。父親と上手くいっていない。R大付属高校では、たった一人の「陰陽道(おんみょうどう)研究部」部員だった。(一人称:ボク)
  • ディジタル式神
    安倍ハルトがあやつるウィルス・プログラムの一種。フェアリードより強いらしい。父・安倍成明の秘蔵文献から密かに盗んだ陰陽道の思想を、コンピュータウィルスに応用させた自慢の作品。使用者の操るままに、忠実に働く。ただし、あまりに忠実なため命令を混乱させると簡単にパニックを起こしてしまう。
加賀野美咲(M)/Misa Kagano

  • 個人情報
    生年月日/1978/08/17 (PS2当時21歳)
    性別/女
    出身地/ロンドン
    容姿/くりくりと動く、大きな黒い目。
    職業/大学生(R大学文学部★ 日本史専攻 安倍の研究室に在籍) 正体はMI6(英国外務省秘密情報部/SIS)の本部直轄潜入エージェント。アルバイトの舞妓として、日常の情報収集と、日本全般の研究をしている。本部の指令でイブカの担当に特命されることがある。
    ★R大学→立命館大学と思われる。
    学歴/R大学文学部(日本史専攻)
    所在/京都に、一軒家を借りて住んでいる。
    性格/したたか、いたずらっぽい笑み。「強くなければ生きていけないわ」。思い切りが良い。細やかな心配りと、ものの見方ができる。
    その他/ロンドンから高校の途中で日本に引越し、その後R大学に入学。19歳の時休学してロンドンに戻り、MI6の採用試験を受け異例の若さでエージェント候補となる。平安時代の呪術などが大好き。、R大に入学したときから舞妓のアルバイトをはじめ、いまでは、ほとんど一人前の扱いを受けている。週に何度か、祇園の南のはずれにある店で衣装を着こみ、人力車でお座敷に向かう。ジェームズ・ボンドの大ファン。啓のことは、日本語では『啓さん』というが、アルを交えて英語で話すときはケイと呼ぶ。(一人称:わたし)
  • 人間関係
    啓・美咲・アイリーンの3人は、気心が通じあっている。 あこがれは、安倍成明助教授。葉子とは英国時代の幼友達で、信用のできる親友。
クゥオ・ミーフェン(Love)/Kuo Mifeng/郭蜜蜂

  • 個人情報
    生年月日/1989/1/1 (PS2当時11歳)
    性別/女
    身長/*150cm
    容姿/小柄で痩せているが、茶色い瞳からは力強さが感じられる。茶目っ気があり見るからに聡明そうな少女
    出身地/台北
    職業/*小学生(特待生のためレポートさえ出せば登校自由のため、いろんなところを旅して回っている)
    性格/すばしっこい、むこうみず、いたずら好き
    その他/ウェアラブル・コンピュータを使っている。小さなコンパクト状のモニタ、マウスは手のひらで転がす水晶玉タイプ。北京語・台湾語のほかに、日本語と英語を話す。イブカと話すときは英語。イブカのことは、イブではなく「イブカ」と呼ぶ。こだわりのない伸び伸びとした口調。(一人称:おれ)
  • 食べ物の嗜好
    辛いのも甘いのも、平気。
  • ネーミング疑惑
    御先祖さまの記述では、老後のホームズはミツバチの飼育に興味をもっている。
ジャック・ホームズ/Jack Holmes

  • 個人情報
    シャーロック・ホームズの曾孫(ひまご)
    生年月日/1958/10/13〜2000/6/1没? (PS2当時41歳)
    性別/男
    容姿/長身(174cmのアルより高いのは確か)、眼鏡をかけている。おだやかな深いグレー・アイズ。
    職業/犯罪研究家(スコットランドヤードの協力者としてさまざまな事件解決に貢献している)
    1978年 外務省 Seaclet Interigence Servis 第1課 英国地域課配属
    1981年 外務省 Seaclet Interigence Servis 対外防諜局 化学研究室『PROJECT J』 脳神経科作用研究班責任者
    1985年退職
    出身地/ロンドン
    家族構成/妹:リンダ 甥:イブカ(飛由)
    学歴/
    1976年 セントポールズ校卒
    1978年 ソルボンヌ大学 医学部 特別学位認定 脳神経学科卒
    所在地/*ベーカーストリート2××番地(ベーカーストリート駅付近、シャーロック・ホームズ博物館の並びにある)
    趣味/犯罪の研究、チェス
    性格/知的で温和な紳士。 強い目的意識と卓越した行動力を持つ。沈着冷静で、感情を完全に処理し、全ての事象を機械的に処理する。
    その他/様々な学芸に秀で、周囲からの信頼を集める人格者。この年まで独身で、どうやら女性は苦手なようす。レストレードとは個人的にも親しく、チェスや将棋を指すこともあるが、いつもジャックが勝つらしい。イブカもジャックも最善手を短時間で発見してしまうので、いつもチェスの勝負は引き分けになってしまう。市内に幾つかの仕事場がある。ヤードでは犯罪学の講義を行っており、アルが参加していた。
    その他/語学に達者で、よく日本の書物をレストレードの為に翻訳していた。資格:脳神経科医師免許 脳神経科の見地から、覚醒剤、麻薬、幻覚剤の与える人間心理変化の分析による、英国国内諸地域の対薬物犯罪治安監視に貢献する。(一人称:私)
  • 食べ物の嗜好
    エスニック料理に、興味があるようだ。
  • ジャックのアシスタントをやっていた青年
    がいるらしい。大量のホームズ宛手紙の処分に困ったリンダが、彼に連絡をとった。その数日後、シャーロキアンのウェブサイトに謎めいた転送サービス会社(リンダがやってる半導体開発会社と同じ事務所)の広告がのった。
ジョン・レストレード/John Lestrade

  • 個人情報
    刑事レストレードの子孫
    生年月日/1948/02/11 (PS2当時52歳)
    性別/男
    容姿/ひげ面、強面、声がでかい
    出身地/ロンドン
    家族構成/妻・娘
    職業/ロンドン警視庁警視副総監 兼 特捜部長(2000年1月人事で着任した)
    学歴/フェニックス ハイスクール卒 ロンドン警視庁任官後は、ヒラの巡査から叩き上げのノンキャリアで警視副総監までのぼり詰めた。
    趣味/居合道・将棋(ロンドンの大会で優勝争いをするほどの腕らしい)・盆栽(自宅ばかりか、特捜部長室、さらには職員休憩室にまで小さな鉢を並べている)・茶道・書道
    その他/家系はずっと警察だが、少年時代は鉄道員に憧れていた。FBI嫌い。ヒゲが自慢。タヌキ。ジャック・ホームズとはチェス仲間らしいが弱い。そこで将棋を持ち出したものの、教えるそばから負けた。部下思いの型破りな上司だが、出世欲は結構ある様子。交代で働いている部下をねぎらい気合をかける目的と、盆栽の手入れのため、休日でも1度は特捜部に顔を出すようにしている。若い頃はウルフのごとく、無気力な先輩や保身第一主義者の上司をぶん殴っていた。(一人称:わたし、地が出ると俺)
  • 日本びいき
    若い頃に『ハガクレ』という本との出会いで、日本に興味を持った。以来、日本文化や思想背景に強い関心がある。ジャック・ホームズに、よく日本の書物を翻訳してもらっていた。サムライの生き様に憧れている。東京山手線の駅名を全部覚えていたが、最近1つ思い出せない。
  • 食べ物の嗜好
    あこがれの日本の食べ物ならば、何でも喜びそうな人。ティー・バッグでいれた緑茶を飲んでいる。(でもロンドンみたいな硬水で淹れると、日本茶はあんまりおいしくないそーです)。ハル邸でご馳走になったカニは、あまりのうまさに言葉を失った。
  • 切り抜き帳
    在任中に扱った事件を1冊の本にまとめるつもりでノートを作っており、事件の概要をメモする一方で、新聞記事や、ヤードの部内報などを切り抜いている。もともとは、自分が現場で解決してきた事件の回顧録を退職後に執筆するつもりだったが、イブカが出現してからというもの、メモの比重がイブカとアル、それにウルフ、アイリーンの行動記録の様相を呈していた。
リンダ・ホームズ/linda Holmes

  • 個人情報
    シャーロック・ホームズの曾孫(ひまご)
    生年月日/1964/02/02 (PS2当時36歳)
    性別/女
    出身地/ロンドン
    所在/ハムステッド(駅の近くにホームズ家の屋敷がある)
    家族構成/兄:ジャック 別れた夫:茂 子供:飛由
    職業/半導体開発会社社長 (GDC-Tech株式会社、ピーチ・セミコン社など複数経営) セント・ピーターズ・チェルシー・カレッジ理事長
    性格/タカビー、けち、わがまま、ずる賢い、天然詐欺師。ワガママで、派手好き。浪費癖が激しく、支払のためにイブカから得た特許権を他人に売り渡してしまったりするし、お金のためならイブカの身柄も売り渡す。最凶の母。
    その他/ピンクのディオールスーツ、真っ赤な自家用ジェット機に乗っている。会社を経営しているといっても、収入のほとんどはイブカが開発してリンダが自分の名前で特許をとった製品や技術。イブカが並外れた能力を見せ始めたとき、恐ろしくなって育児放棄してしまった。ハルのことを「おカーサマ」、イブカのことを「ヒューちゃん」と呼ぶ。(一人称:わたし。イブカに対しては自分を「ママ」と呼ぶ)
サラ・スタンフォード/Salah Stanford

  • 個人情報
    ホームズをワトソンに紹介した医学生スタンフォードの子孫
    生年月日/1972/12/13 (PS2当時27歳)
    性別/女
    出身地/ロンドン
    職業/精神科医 ロンドン警視庁カウンセラー
    学歴/ロンドン大学 精神医学科卒
    性格/知性と優しさを併せ持つ
    趣味/紅茶、映画鑑賞。なんでも見るが、一番好きなのはサスペンス。好きな音楽はヘビーメタル。
    その他/大学時代には映画サークルに入っていたため、映画は撮る方も好きだが、女優として撮られる方が多かった。(一人称:私)
クリストファー・マスグレイヴ/Christpher Musgrave

  • 個人情報
    英国貴族の末裔・マスグレイグ家の26代当主
    生年月日/1971/07/04 (PS2当時28歳)
    性別/男
    身長/190cm
    出身地/イギリス バース市
    家族構成/父(事業に失敗して一族から放逐される) 兄(ロンドン大学で文学者) 姉(アメリカのハリウッドで女優) 妹(フランスでファッションモデル)
    職業/*ロンドン警視庁鑑識官
    階級/*巡査部長(技官)
    学歴/ブリストル大学 薬学科卒
    性格/誰にでもひとしく尊大な態度で接するが、意外と淋しがりやさん。
    趣味/音楽と美しきものを愛でる…らしい。毒物・毒草マニア。鑑識課ではクラッシックを流しており、フェイバリットはムソルグスキー『はげ山の一夜』。行動優先順位の1位が毒草研究。2位がミス・ハドソンの研究。3位が剣術の研究、そして4位が競馬および乗馬技術の研究。
    その他/3代前はまだ領地がたくさんあって城に住んでたらしいが、今はロンドンのフラット暮らし。エレガントな美学に欠けるという理由で、FBIを嫌っている。鑑識課を自分の研究室と呼んでいる。筆跡心理学のスキルがある。実家には、ピカピカに磨いた拷問用具があるらしい。農林水産方面に知人が多い。(一人称:私)
  • 毒草芸術
    薬物とくに毒草の研究にかけては右に出るものはいないといわれ、本人も人生を捧げている。時折、自慢の薬草(毒草)ティーを振舞われそうになるので注意。ウルフ曰く、「人の皮かぶった有害物質」。毒草の採取、解毒法、毒素の抽出方法まで私の毒草研究の粋を尽くした自費出版本「毒草完全マニュアル」は、刷った1000部が完売した。毒草専門で、動物性の毒物にはあまり興味がない。
    ※スズランから抽出したコンバラトキシンの香り→(効果)筋肉が痙攣・全身麻酔。致命傷にはならない程度で、5分もすれば治る。しかし常人の体力でないマオは、すぐに回復した。
  • 聖剣「ベアトリーチェ」
    どこからともなく現れる、マスグレイヴさんの愛剣。そして銃刀法違反。極上のクラーレが塗布してあり、主成分のd−トポクラリンは筋肉弛緩と呼吸困難を誘発する。かすり傷で充分、急所を狙う必要さえない。幼少の頃から剣術と乗馬の鍛錬を欠かしたことはないらしい。
エミリア・カートライト/Emilia Cartwright

  • 個人情報
    生年月日/1983/03/03 (PS2当時17歳)
    性別/女
    血液型/B型
    出身地/ロンドン
    家族構成/両親と兄エドワード、共に死亡
    職業/パブ「アヴァタール」店員
    学歴/テニソンズ スクール(中等学校)卒
    所在/パブ「アヴァタール」の二階
    性格/真面目で、責任感が強い。人見知りせず、物怖じしないタイプ。複雑怪奇らしいです。
    趣味/昼寝
    その他/(一人称:わたし)
エドワード(エド)・カートライト/Edward Cartwright

  • 個人情報
    生年月日/1973/09/11(〜1991/10/21没 18歳)
    性別/男
    血液型/B型
    出身地/ロンドン
    家族構成/(両親は早くに亡くしている) 妹:エミリア
    職業/学生
    学歴/イートン校
    性格/変わり者で面白いヤツだったらしいです。アルによれば、真面目で、親切で、妹思いで、しっかり者で、他に見たことがないほどいい奴。
    その他/成績優秀、ラグビーではウルフと一緒にスタメン。警察官になって、ロンドンを世界に誇れる治安都市にするのが夢だった。(一人称:僕)
ユーファ・リー/Yue-Hua Lee

  • 個人情報
    生年月日/1985/01/05 (PS2当時15歳)
    性別/女
    身長/*152cm
    出身地/米国ニューヨーク市(チャイナ・タウン)
    家族構成/いとこ:マオ
    職業/学生
    学歴/マサチューセッツ工科大学特待生(9歳で大学生になった)
    趣味/風水の研究、データ収集
    その他/イブカとは、MIT(マサチューセッツ工科大学)の同期。ユーファの前だと、イブカは急に態度が素になる。「ぬめぬめ」が嫌いで、カエルは嫌い。ネズミは好き。いとこのマオを「ディック兄さん」と呼ぶ。小さい頃は、よくマオの父の道場で毎日マオと組み手をしており、武術は今でも指導員並みの技量はある。ディジタル風水師。(一人称:わたし)
  • 『ディジタル風水』
    ユーファが研究しているプログラム。風水を基本とし、膨大な実測データと因果律を元に、より先進的な実用科学として応用する。外的要素、環境の作用を中心に事件捜査の支援を行う。入力項目は全部で256項目。プロフィールから、職業、年収、家族構成に 血圧、献血回数、視力、平均睡眠時間、持ってる靴下の枚数、燃えるゴミの日、行ってみたい国、死にたい場所まであるが、解答はできるだけで良いらしい。
  • 「レイ」
    ユーファが所持しているノート型コンピュータ。チカン撃退装置付きで、痛い。
安倍成明/Nariaki Abe

  • 個人情報
    陰陽道を今に伝える隠れ陰陽師
    生年月日/1949/11/23 (PS2当時50歳)
    性別/男
    容姿/痩せぎすのためか、実際以上に背が高く見える。ときどき、和服姿で大学に顔を出す。
    出身地/京都
    所在/京都(宇治川とJR宇治駅の中間くらいにある一軒家)
    家族構成/息子:ハルト
    職業/★R大学助教授(平安時代の呪術)日本史を教える →2001年春に教授となる MI6学術顧問(日本文化そのものと学会の動向などを教える) 陰陽師
    ★R大学→立命館大学と思われる。
    性格/無口で穏やかだが、息子には厳格な父
    その他/平安時代の呪術や陰陽道についての研究で知られる。流暢な英語を話し、ソアス(ロンドン大学:スクール・オブ・オリエンタル・アンド・アフリカン・スタディーズ。アジアとアフリカについて全イギリスの知識が集まっており、もともとスパイ養成校)で講演をおこなったこともある。(一人称:私)
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