「オレを、ホームズと呼ぶなぁ!」
「ヒュー・イブカ・ホームズ!」と呼びかけるマオに、毎度イブカが叫び返す決まり文句。ホームズと呼ばれるのを、とても嫌う。絹江と会った後は、大阪弁の影響を受けて「オレを、ホームズと、呼ばんといて!」となってしまう。英語では「Don't call me HOLMES!!」。
その他
イブカにとっては単なるマシン以上の存在で、道具というより大切な「相棒」。8歳の時からずっと一緒。本来はさる研究施設で大統領の意思決定支援システムとして極秘開発されていたもの。本体・ヘッドフォンインターフェース・リストモニタ等で構成される。音声制御で高度な演算・通信機能を備えている。ヘッドホンのマイクをオンにして、音声通話(電話)として使える。イブカの思考・感情シミュレータが学習型のDSS(Decision support system)として搭載されている。イブカの健康管理もする。メールが着信すると手首のモニタに新しいメール着信のマークが点滅し、〔シン〕がメールの着信を知らせてくれる。イブカは警察のコンピュータに侵入し、自分の名前やハンドルネームIbという言葉を〔シン〕が自動検索するように設定してある。検索した情報を〔シン〕が選別し、重要度判定をしてからイブカに知らせて寄こす。シンと一体化している赤ジャケットは、服とパーツが外せるようになっていて洗濯可。でも、着替えはあんまりない。シンの機嫌が悪くなるからタバコと焼肉はダメ。