■魔法の庭
アンヴァン(魔法の庭)
上王によって死したる地より創り出されたとされる世界。『魔法の庭』と呼ばれるアンヴァンは、六つの属性を持つ上王の采配を受けてより良く秩序を保たれる。光王にウィリク、闇王にディネゴール、炎王にローグ、水王にロクロレア、風王にラサール、そして地王にはファイとそれぞれの上王の元に彼らの命を実行するための王が存在し、その王の元に宰相・方伯・宮廷魔術師が付き従う。しかし現在のアンヴァンではロクロレアは湖の底へと沈み、地王、闇王、光王の姿も見られない。吟遊詩人の語るところによれば、地王は『沈黙の神々』との戦いに敗れ消滅、光王と闇王は互いの争いのうちに姿を失ったのだという。その他アンヴァンにおける特異な地に『遁れの街』と称されるヴィンガルがある。不思議なことにこの地ではあらゆる魔法の力が失われる。ゆえにヴィンガルに住まう神官達は、どのような上王の力にも属することがない。彼らの思想において最も大きな力を有するのが『天人』と呼ばれる、背に大きな翼を持つ異界の神々である。このヴィンガルと並んで不思議とされるのがキルヴェア山脈の麓にあるファリジャである。『竜の森』と呼ばれるこの森では一年を通して変わらず、穏やかな気候が続くのだという。
異界
天人、神聖獣、妖魔、魔獣などの存在する世界。アンヴァンが創造された際に、この異界より様々な妖魔や魔獣が紛れ込んだと云われている。またリー・オー・ガにある『地底の穴』は異界へ続く道と恐れられている。アンヴァンにおけるユーラシオンの新たなる呼び名。
魔法の庭=アンヴァンの別名。
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