+妄想

後書き。

このお話はフィクションです。(←当たり前)
フィクションでない部分も、微妙に取りこみつつ、
FBI北京事務所の開設とか、
英国では毎年50万台もの乗り物が盗難被害にあっているとか。
「毎年50万台」は、最初誤訳かと思いましたが本当。
ちなみに、日本では年間2万台。

壷の中に塗りこめてあった塊は、エポキシパテ。
粘土の一種で、柔らかい状態で盛りつけた後に硬化する。
これでディスク隠した人物は、フィギュア制作が趣味だったのか?
いや、粘着テープだと、引っ張るオチがつけられないからという私の理由。

メイフェアでジェントルマンを目指すのは、マイフェアレディのジョーク。
コックニーしか話せない花売り娘イライザを、
上流階級の集まるメイフェアでも通用する一流のレディに教育する話。
マイフェアをコックニーで言うと、メイフェアとなるヒネリが効いている。

バートン様
知る人はおなじみの、アル御先祖様が使った偽名。
ハーフ・ムーン街369番地の医者で、陶磁器がらみの収集家を装ったが速攻バレた。

バランス
アルとイブカの関係は、向かい合って互いを引き寄せるのではなく、
背中合わせで互いに重みを預けながら、外に視界を向けていくイメージ。
相手からも同じ重みを受けていなければ、背を傾けるとバランスを失い倒れてしまう。

変声期
某サイト様のイブカ17歳男セクシーイラストで、しびれる低音ボイスを妄想。
17歳で変声期は遅いそうですが、ないこともないらしい。
あのトムルートでのジャック書斎イブカ登場シーンのような、
フェロモン入りの喋りで、ぜひとも耳元でささやかれてみたい。(無理)
〔シン〕の声紋認識プログラムあたりは、個人的な推測として。

9MMシグ・ザウエル
FBI支給のオートマチック銃。他には40S&Wグロックなどがある。
S&W、ショートバレルのリボルバーは、短い銃身のため携帯性に優れた型。

おとぎ話
アルが想像したのは、ヘンゼルとグレーテルのお菓子の家。
子供達は魔女を殺して、非現実の世界から逃げ去っていく。

Fact of the incident = 事件の真相
わかりにくいよなーと思いつつ。
データが全てを語るのではない、肩書きと中身の相違。
ホンモノとニセモノ、ダマす側とダマされる側。
最初は”Fact of the matter”と書いてたのだけど、
英語の勉強するうちにmatterよりもincidentのが正しいだろと思って修正。

休日
心身の休まる時間。

どーする、アイ○ル。
これ書いてた時に、私的にヒットしてたデジホシチュエーション。
マオを見上げるアルは、パパを見つめる犬ビジュアルで読んでみてください。
横でツッコミ入れてる娘はイブカ、もしくは啓という説もいただきました。
笑いながら一緒に海辺を走るとこまで、マオに妄想できるのかは不明。

それで、どーして犯罪小説なのか。
好きなんです、事件がらみで動いているデジホキャラが。
つーわけで、自らのキャパシティを考えずに、チャレンジしております。
毎度ヘタレですが、ほんのり妄想とお笑いを込めて。

でもデジホ話は、書くよりも読むほうがもっと好きデス…プリーズ。

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